ツイッターで、plutoo氏が「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(以下、ファミコンミニ)に内蔵されているゲームROMのスクランブルを解除(再スクランブルも可能)することができるスクリプトを公開していました。
ファミコンミニに内蔵されているデータをダンプして抜き出し、このスクリプトを使えばROMデータを抜き出せることになります。再スクランブルもできるようですので、極論すればROMの差し替えなども不可能ではなさそうです。
ROMデータの抜き出しはNAND自体のダンプとして入手するようです。すでにファミコンミニでLinux起動に成功できていますが、その過程と同様ファミコンミニの基板上のUART端子とUSB-シリアル変換モジュールを接続してPCに繋ぎ、U-Bootというオープンソースなブートローダーを使ってそれができるようです。このあたりについてはえぬえす工房さんのページに詳しくリポートされています。
UART端子は以下の写真のようにファミコンミニの基板上にあるGND/TxD/RxDから取り出します。(写真はえぬえす工房さんのページより)
ファミコンミニは発売されてから短期間で色々ハックされてますね。久々に面白い素材だと思います。私はファミコンミニをまだ購入していませんが、かなり興味が湧いてます。