Maxconsoleで、hexXYZ氏がニンテンドーWii U向けカスタムファームウェアを提供するための開発者向けソリューションhexFWのプレビュー版をリリースしたことを伝えていました。
hexXYZ氏はHENkakuの解析を競うKOTH challengeで解析に成功したMike H.氏のことで、実はhexXYZ氏はVitaのHENkakuの仕組みを文書化しつつ、それと並行してWii Uにも応用できないかと密かに進めていたプロジェクトがhexFWだったのです。
hexFWの基本的な技術はIOSU exploitを利用してsmea氏が開発したファームウェアパッチを行うというもので、それによりWii UのファームウェアをカスタマイズしてCFWとして動作させるようにしようという開発者向けのフレームワークです。したがってhexFW自体がエンドユーザー向けCFWというわけではありません。
ファームウェアのコードのインジェクトにはyellows氏のwiiubrowserhaxfrightを利用するなど、今ある技術を集約してWii UでのCFWを実現する方向です。
hexFWの開発が進めば最終的にはWii UでウェブブラウザにアクセスするとCFWが起動するようになるのでしょうか?
hexFWのプレビュー版は
https://github.com/hexkyz/hexFW
で公開されています。