Eurogamerで、任天堂が今週末にニンテンドーWii Uの生産を終了すると伝えていました。
Eurogamerが複数筋から確認したという情報は、Wii Uの生産が今週金曜日に終了するというものでした。
Switch発売後も任天堂据え置きゲーム機の主力として一定期間は現役だと思われていたWii Uが実は生産終了との情報は完全に寝耳に水です。実際にSwitchはWii Uや3DSの後継機ではないと君島社長は発言していたはずですが、これが事実であればスケジュール的にはSwitchはWii U後継機として扱われていることになりますし、Switchにリソースを早めに集中させるべきだとの経営判断があったのだと考えるべきでしょう。
つまり、来週以降にSwitchの生産が開始される?
9月末時点でのWii Uの出荷台数は1336万台で、Wii の1億100万台、ニンテンドー64の3200万台、ゲームキューブの2100万台と比べると最も売れなかった据え置きゲーム機ということになります。
そもそもNXとしてSwitchを早い段階から公表したのは、裏を返せばWii Uに早い段階から見切りを付けていたことになります。
Switchの発表で任天堂が手応えを感じたのだとすれば、Wii U生産終了に舵を切った理由も納得するところではあります。
任天堂の日本の生産ラインは既に10月末で最終オーダーを締め切り、今週を最後に止めることになっているようです。
任天堂にEurogamerがこの件についてコメントを求めましたが、噂の類には答えない、ではなくてコメントを拒否されたそうです。
Wii Uの今週末での生産終了は、今年の年末商戦はWii Uを計算に入れない方が得策だと任天堂が判断したに等しいことになります。それとも実は大量に在庫がダブついていたりするのでしょうか。