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バックアップ起動のVitamin流出 開発チームTeam FreeKの正体も明らかに

wololo.netで、Vitaのゲームダンプとバックアップ起動とプラグイン実装を可能にしたTeam FreeKのVitaminが正式リリース前に流出したことを伝えていました。(sukeさん、富士老人さん、田中さん、aaaさん、ポチさん、僕ちゃんさん情報ありがとね)


流出したのはwololo氏が管理運営する/talkフォーラムです。
Major_Tom氏はVitaminをテスターにシェアしていましたが、その中の誰ががそれを流出させたようです。
現在はそのリンクが削除されているので/talkフォーラムからは入手できません。


Major_Tom氏はグループでシェアしてたが、その中の誰かが流出させた。

あれ?VitaminはTeam FreeKじゃなかったの?

そう、この流出騒ぎを起点にTeam FreeKの正体が明らかになりました。

ゲームダンプとバックアップ起動とプラグイン実装をしたTeam FreeKのVitaminについて私は「FakeではないとしたらTeam FreeKはポッと出の開発者ではないとしか考えられません。」と書きましたが、まさにその通りでした。


Team FreeKの正体は誰だと疑問を感じていたみなさま、それは私(TheFloW)とMajor_Tom氏とmr. gas氏です。


実際私は9月までしかシーンに協力するつもりはありません。大学と作業がちょうど始まったからです。数ヶ月後にまた戻ります。多分。

このうちMajor_Tom氏は「Vitaシーンを去ることにした」と公表したばかりです。


そうです。私はTeam FreeKのメンバーでした。このツイッターアカウントはフォロー解除してもらって結構です。これ以降ツイートしませんから。さようなら。

Vitamin流出とMajor_Tom氏の引退の相関関係有無は分かりませんが、タイミングとしては無関係ではないと思います。

それよりも、何故3人はTeam FreeKと名前を偽ってVitaminの存在を公表したのかの説明がありません。ハッカーとしてはバックアップ起動というのは目標にしたがるものですので(ハッカーとしての実力を世間にアピールできますからね)、私はそのこと自体を否定まではしませんが、3人が開発もこっそり進めてリリースも名前を偽って進めようとしていた事実は否定のしようがありません。

時系列として今回の件を辿ると、Major_Tom氏がゲロして去っていこうとしたので残されたTheFloW氏が全容を公表せざるをえなくなったと想像できます。結局最後はこういう気持ちが悪い形でシーンというのは終わるんだなあというのが率直な感想です。

こうなってしまったからには仕方がないので、以降普通に紹介します。

The Z氏がPS Vita Game Dumperは違法コピー起動ができるとしてビデオを公開しています。

HENkakuリリース後、Vitaシーンは大きく動き出しました。突然Homebrew起動にとどまらずバックアップ起動まで可能になってしまいました。状況的に普通に考えるとHENkakuのexploitはカーネルモードexploit以外考えられないと思っていましたが、ちょうどそのタイミングでYifan Lu氏は自身のブログでHENkakuはカーネルexploitだったことを明かしていました。

何もかもタイミングを計ったかのように同時に謎が明らかになるという奇妙なドラマでした。

[追記]
TheFloW氏は一晩熟考し、公式版をリリースすることに決めたそうです。


流出版は互換性低いしスリープモードに対応できてないし、444MHzパッチもありません。


一晩考えた結果、今晩公式版を私がリリースすることに決めました。

バグが残っていることが分かっていて放置することを良しとしなかったようです。

リリースは今晩となっていますが、時差がありますので日本時間だと明日8月31日の午前中の早い時間までにはVitamin正式版が公開されているのではないでしょうか。

[追記2]
正式にリリースされました。

TheFloW氏による今回のいきさつも書かれています。

HENkakuリリース直後からVitaminの開発が始まっていました。ちょうどHENkakuリリース直後にMr Gas氏 Vitaのセーブデータ復号に成功していますが、それがきっかけだったかもしれません、
3人は匿名のTeam FreeKとして活動氏、匿名のままリリースする計画でしたが、データと情報を共有していたMajor_Tom氏の仲間内サイドからまず最初にダンプしたゲームデータが流出し、続けて旧ビルド版のVitaminが流出しました。
Major_Tom氏としては仲間に裏切られたことになったため、シーンを去ることにしました。私の推測もあながち間違っていなかったことになります。

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