Digitimesで、任天堂が発売を予定している次世代ゲーム機ニンテンドーNXの量産開始が当初予定から半年遅れの2017年初頭に延期されたと伝えていました。
任天堂はニンテンドーNXを2017年3月に国内外で発売することを発表しています。量産については今年の後半にFoxconnが生産するとされています。
ところがここにきて量産開始が今年の後半ではなく約半年ほど延期となったようです。その分発売も延期される可能性も濃厚です。
部品を供給するサプライチェーン関係者の話によると、NXは「据え置き機と携帯機を統合したゲーム機としてのゲーム体験を強化とVR機能の追加を任天堂が求めたため」に量産が遅れることになったとのこと。
NXについてその情報筋は、据え置き機と携帯機両方の特徴を合わせ持ち、5インチから7インチのディスプレイを1つとコントローラー、ジョイスティックを備え携帯ゲーム機としてプレイが可能だが、テレビにつなぐことで据え置きゲーム機としてプレイすることが可能な製品としています。ということは、見た目は携帯ゲーム機なのでしょうか。今回の情報ではさらにVR機能が計画されているというてんこ盛り仕様ということになります。
単にVR対応といってもヘッドマウントディスプレイをこれから新規に開発するのかなど不明な要素が新たに増えてしまったことになります。
VRを全く今まで視野に入れていなかったとすると、今からではとても半年では間に合わないでしょう。グラフィック機能の強化とヘッドマウントディスプレイの接続端子の用意とドライバーの先行開発が関の山ではないでしょうか。ただ、今年はVR元年と以前から言われていたのでVRを視野にいれていなかったというのはさすがにないと思います。
NXがどういう仕様になるのか楽しみですが、バーチャルコンソールでバーチャルボーイに対応などというオチではないことを期待します。