SIEJAが、2016年7月31日(日)をもってPSP goのアフターサービスの受付を終了すると発表していました。(るりるりさん情報ありがとね)
サポート終了の理由は「部品の確保が難しいため」で、大して売れなかったPSP goのためにこれ以上お付き合いはできません、ということです。これでPSP goが故障しても今夏以降ソニーでは対応してくれなくなります。
対象のPSP goは2009年11月に発売された
PSP-N1000PB
PSP-N1000PW
の2機種です。
2機種?
いや、それ単なる白と黒の色違いですから。
2009年11月に発売されたばかりのPSP goですが、思い起こせばソフトはダウンロード専用とFlashメモリ内蔵という、今でこそ受け入れられているスタイルを早々と取り入れ、PS Vitaの試金石としての役割を全うし発売からわずか1年半の2011年4月に生産中止となった伝説の名機です。
そして今月でなんと、生産中止から5年です。補修部品保有期間5年ちょっとで終了となったと言うことですね。
PSP goは世に出るのが早すぎたのです。今でこそ家庭にWI-Fiだけでなく、外出先でのWi-Fiスポットも充実し、モバイルルーターも一般化していますから今ならPSP goのメリットが活かせる環境は整っています。ところが2009年時点ではそれは望むべくもない環境でした。だからこそソニーはPS Vitaの初期モデルでは3Gモデルまで用意したのでしょう。結局それも必要ではなかったため受け入れられず、途中でWi-Fiモデルのみのラインナップになるという非常にチグハグな印象の戦略だったと感じます。
個人的にはいい端末だったと思います。CFW化できますので遊ぶ要素は十分です。今から慌てて入手するのをお勧めするほどの価値はないけどね。
そいういえば、昔こんなgoのイラスト作ったことがあります。ついにこれが現実になってしまいました。かわいそうなgo…..