wololo.netで、Shinyquagsire氏がニンテンドー3DS向けゲームのセーブデータを使った新しいユーザーモードexploit supermysterychunkhaxをリリースしたことを伝えていました。
そのゲームタイトルは『Pokemon Super Mystery Dungeon(日本版はポケモン超不思議のダンジョン)』で、*haxを起動させるためのexploitです。JP/US/EU版が発売されています。
ゲームカードにexploitセーブデータをインストールする必要があるため、別にBrowserhaxやCubic Ninjaなどのexploitが必要(Homebrew Launcherを使ってexploitセーブデータをカードに書き込むため)というのが注意点です。
え?それ意味あるの?と思う方、いるかもしれませんね。
本末転倒とまでは言いません。例えば友人はCubic Ninjaを持っていて自分は持っていないような場合には、一度それを借りれば(あるいは頼んでやってもらえば。ヤフオクなどでやる奴いそうですね)その後は借りなくても良くなる、というメリットは存在します。
対応している3DSのファームウェアはJP/US版の場合9.9以降。EU版の場合は10.2以降になります。発売時期が最近のため、exploitの対応ファームウェアというよりもゲーム自体の要求ファームウェアになります。したがってsupermysterychunkhaxを使うことは自動的に最低でも9.9までファームウェアをアップデートすることになります。
使い方は以下です。
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・*haxを起動する前に、まずhomebrew starter kitをダウンロードしてSDカードに保存しておく。
・ポケモン超不思議のダンジョンのカードリッジ(ダウンロード版でもいけるらしい)にexploitをインストールするために、ここからインストーラー(supermysterychunkhax_installer.3dsx)をダウンロードして解凍する。インストーラーはHomebrew Launcherを使って起動させる(ここが本末転倒部分)。本体のバージョン等を選択するとデータがダウンロードされインストールされる。
[注意]
supermysterychunkhaxをインストールすると既存のセーブデータは上書きされるので、通常のゲームプレイは不可能になる。
・supermysterychunkhaxにはhaxペイロードが含まれているのでシステムアップデートの度にアップデートすることになるが、そのためにインストーラーを使う必要はなく、ゲーム読み込み中にSELECTボタンを押し続けることでhaxペイロードアップデートメニューを呼び出せるようになっている。メニューではセーブデータの消去も可能になっている。
セーブデータのバックアップと書き戻しができれば現在プレイ中のデータを元に戻せると思いますが、それを想定しているっぽい感じはしますが実際にできるのかどうかは分かりません。
セーブデータexploitですので次のファームウェアアップデートで対策されてしまう可能性も考慮に入れておいた方が良いと思います。