Nintendo Insiderで、ニンテンドーNXは高性能と言われているPlayStation 4よりも相当パワフルであると伝えていました。
ここ最近の任天堂は、マシンスペックを安易に求めずそこから得られる独自のゲーム体験を重視してきました。WiiリモコンやWii U GamePadコントローラーなどがその最たる例です。
その弊害としてサードパーティによるサポート性の低下が挙げられます。ライバルが汎用性の高いプラットフォームに移行する中、サードパーティによるヒット作に恵まれず任天堂はここ最近タイトル不足に悩まされ続けて低迷しています。
そこで任天堂は次の一手としてコードネームNXと呼ぶ新型ゲーム機発売を決定しました。発表時期が近いためか、最近リーク情報が増加の一途です。今回NXの新情報が新たに追加されました。
ベースとなっているのはNeoGAFの情報で、基本的にはリーク情報ということになりますが、少なくとも4つ以上の情報筋から得られた確度の高い話として、NXは相当なハイスペックなマシンになっていると伝えています。
「NXはPS4と比較しても誰が見てもわかるほどCPUもGPUもRAMも相当パワフルだ。CPUクロックやメモリー容量など具体的な数字はわからないが、CPUはPS4より15-30%高速という情報もあり、GPUもそれ相応のスペックになる可能性がある。」
その情報が確かであれば、少なくともNX発売時の段階ではNXが現行世代機の中で最もパワフルなマシンになる可能性が高そうです。
一方、いくらパワフルなマシンでもゲームタイトルが揃わなければユーザーの支持は得られません。そこで任天堂は4つのWii U 専用タイトルをNX向けに移植することを検討しているようです。
その4つのWii U 専用タイトルはゼルダの伝説、スマッシュブラザーズ、スーパーマリオメーカー、そしてスプラトゥーンです。ただしスーパーマリオメーカーとスプラトゥーンに関しては不確定なところが多い模様。
同時発売タイトルとしては確かに内容が知られていない完全新作よりもシリーズ物や移植物の方が適していますが、NXはx86ベースになることによりサードパーティタイトルが増える可能性があるので、歴代ファーストパーティタイトルだけで牽引されてきた任天堂のゲーム機とは違う展開を最初から期待したいですね。