Petriで、マイクロソフトが今年後半にXboxのSlimモデルの発売を検討していることを伝えていました。
Petriでこの件の記事を書いているのは@bdsams(Brad Sams氏)で、ツイッターを見るとPetri.comとThurrott.comのエディターをしていると書いてあります。
Thurrott.comについては以前調べたことがあります。Paul Thurrott氏が運営しているサイトの一つです。Paul Thurrott氏についてはこの記事を読んでもらえれば分かると思います。Brad Sams氏はPaul Thurrott氏と同様マイクロソフト系の情報に強い人物ということになります。Paul Thurrott氏もそうですがBrad Sams氏もそれなりに確度の高い情報を持っていることは間違いありません。
ところがそのBrad Sams氏が「内部筋から聞いた話」として、こんなことを挙げています。
マイクロソフトは2016年に”ライトウェイト”なXbox Oneの発売計画を現在持っていて、しかもその計画はWindows Storeからのゲームダウンロードのみに対応したディスクレスXboxであり、しかもライバルはApple TV。
その話が本当であればXbox Oneとは違うものですよね。Windows Storeですし。
確かにXbox One発売前にはそう言った噂話もありましたが(セットトップボックス型”Xbox TV”とか)、Brad Sams氏も「(ディスクレスXboxという)その計画が現在もまだ生きているのかは不明」としながらももしそれが発売されるとしたら発売は2016年後半でXbox Oneよりもはるかに安価だろうとしています。
2013年に発売されたXbox Oneはすでに2年が経過していますので小型化など含めたマイナーチェンジがあってもおかしくはありません。個人的にはコストダウンを図って小型化したXbox Oneなら十分ありえると思いますが、Apple TVをターゲットにしたXbox Oneになるというのはちょっと飛躍しすぎではないかと思います。
マイクロソフトにはKinectありきのXbox Oneを途中でそのコンセプト自体を諦めた事実もあるので「ダウンロード専用ゲーム機」としてXbox Oneと併売される安価なXbox One Slimモデル、というなら可能性はゼロとまでは言いませんけどね。