任天堂が2015年11月24日よりWii U GamePadを12,800円(税別)で販売を開始しました。Wii U 本体・周辺機器サイトにひっそり記載されています。
このニュースを海外に伝えているKotakuやIGNによると、Wii U GamePadの単体販売を始めたのは日本市場だけで北米や欧州ではまだアナウンスはないようです。いずれ販売されるのは間違いないでしょう。
Wii U GamePadはそもそも2台まで接続可能であることが発表され、さらには発売日は未定と公式サイトに掲載されていたもので突然発売されたわけではありません。ただ発売の条件として「Wii U GamePadを2台活用するゲームの登場に合わせる」ことになっていました。しかも2013年以降と。そしてもうすぐ2016年にもなろうかというこのタイミングでついに発売です。
ところが・・・
今回のWii U GamePadは2台目どころか単なる「部品販売」
紛失・廃棄ちゃった人向けに「任天堂オンライン販売」でのみ販売。もちろん店頭販売なし
Wii U本体1台に接続できるWii U GamePadは1台のみと敢えて注意書きした上での販売
以前は13,440円(税込)と価格設定されていました。あー、消費税5%の時代だったんですね。しかも2台のWii U GamePadを使うゲームなんてどこにもありません。
そもそもあんなデカいものを紛失する人もそういないでしょう。だって、使い道ないから外には持ち出さないでしょ?家の中でしか使わないでしょ?しかも廃棄するなら本体も一緒に捨てるんじゃないですか?間違って親にWii U GamePadだけ捨てられてしまった可哀想な学生さんは救われるかもしれませんケド。
任天堂としてはWii U GamePadという「部品販売」は当初の計画とは異なる意図しない形での発売なのではないでしょうか。実は少しでも利益を出すために売れるものは売ろうとしているだけだったりして。