ツイッターで、smea氏が9.0から10.2までのニンテンドー3DSでHomebrew Launcherを起動させるためのトリガーとなるハック3DS *hax 2.5を公開していました。(Nさん情報ありがとね)
smea氏はYouTubeで自らコメントする形の3DS *hax 2.5動画を公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=xryrEpVbCrk
*hax 2.5というのは、バージョンが2.5のなんちゃらhaxという意味になります。
特徴は
– 旧ファームウェアでのニンテンドーeショップへのアクセスが可能
Homebrew LauncherのHomebrewアイコンの中にeショップアイコンがあり、そこから公式のニンテンドーeショップへアクセスが可能です。
– ゲームカードのROMを読み込んでゲーム自体をモディファイできるROMハッキング機能
バックアップ起動ではありません。動画のポケモン起動部分を見ると分かりますが、タイトル画面に”SMEA EDIT ON”と表示させてあります。その他ダイアログ(キャラクターの台詞など)の変更などゲーム自体の改造ができる機能です。
– ゲーム画面のスクリーンショット撮影機能
ゲームプレイ中にHOMEボタンを押すだけでスクリーンショットが簡単に撮れます。
– 3DS CPUのオーバークロッキング機能
リージョンや言語変更と共に、CPUのクロック周波数を変更できます。
– スリープモード&電源ボタンサポート
Homebrew Launcher起動中に3DSを閉じてスリープモードしても、再び開いてもHomebrew Launcherが起動したまま立ち上がってきます。スリープ機能のごく普通の動作がここにきてようやく可能になりました。
また、電源ボタンを押して3DSの電源を落としても、次の起動時にLトリガーを押しながら電源を入れることで先回と同じペイロードを読み込んで起動するので面倒な手順をスキップしてHomebrew Launcherを起動できます。
*hax 2.5の公式サイトは
http://smealum.github.io/3ds/
になりますが、そこに記載されているexploitは
1: ブラウザ
2: HOMEメニュー
3:『IronFall』
4:『Cubic Ninja』
5:『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』
6: YouTube
の6つです。上記の6つのexploitが最新ファームウェアである9.2で起動できるわけではありませんので注意が必要です。あくまでも対応しているファームウェア向けですので、まとめると
1: BrowserHax v2.5(ブラウザを利用。10.1まで)
2: ThemeHax v2.5(HOMEメニューを利用。10.1まで)
3: Ironhax v2.5(『IronFall』を利用。日本版はそもそもありません。現在ダウンロードできるバージョンのIronFallは対策済みのため利用不可)
4: Ninjhax v2.5(『Cubic Ninja』利用)
5: Smashbroshax v2.5(大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』利用)
6: TubeHax v2.5(YouTubeアプリを利用。ただし対策されたためYouTubeアプリの起動にアップデートを要求されてしまうため事実上利用できない。もう使えないなら記載自体をやめた方が良いのではないか?)
という状況です。
なお、上記はsmea氏の管理している範疇の話ですので、themehax installerのようなYellows8氏が開発したものは一部準備が整っていないものがあるようです。
[2015.10.31追記]
yellows8氏が2.5haxに対応したhomemenuhax v2.0をリリースしていました。(謎18さん他、コメントいただいた皆様ありがとね)