Digitimesで、任天堂が来年発売を予定している次世代ゲーム機 コードネーム”NX”について2016年5月か6月には生産を開始して7月頃発売されると伝えていました。
任天堂は、コードネーム”NX”という次世代ゲーム機を2016年に発売することを計画しています。これまでそれ以上の具体的な情報はありませんでしたが、DigiTimesが入手した情報筋の話で具体的なスケジュール等が明らかになりました。
DigiTimesによると、任天堂はサプライチェーンパートナーに今年10月にはパイロット版製品の製造を開始するよう依頼している模様です。NXはFoxconnが製造を受け持つとされていますが、Pegatron Technologyも製造を受け持つべく活発に働きかけているようです。
DigiTimesが今回名前が挙がったFoxconnとPegatronにコメントを求めましたが、両社ともコメントを拒否しています。
任天堂は3月にNXを2016年に発売すると発表した後、最近になってプライチェーンパートナーへの訪問を開始しました。依頼内容は2016年2月ないしは3月に設計を終え、2016年5月ないしは6月には生産を開始するというものだとされています。スケジュール通りであればNXの発売は7月頃の見込みです。
また、驚くべきことに任天堂は2016年にNXを2000万台販売する計画を持っているようです。Wii Uの発売年の販売台数は200万台であったため、かなり強気な数字と言わざるを得ません。歴代最速というPS4ですら2000万台突破は1年数ヶ月後ですから、NXはPS4をも凌駕する普及を狙っていることになります。
ちなみにDigiTimesではNXの部品供給を行うと見られている企業名も具体的に挙げています。Foxconn Technology、Macronix、PixArt Imaging、Coxon Precise Industrial、Nishoku Technology、Delta Electronics(デルタ電子)、Lingsen Precision Industries、Jentechとほとんど台湾の企業名ばかりですが、ここまで具体的に多数の企業名が挙ると信憑性が高い情報のように感じます。