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問題は本当に対策されないかどうか Pool exploit by qwikrazor87

wololo.netで、ニンジャリリースしていた、ソニーによる対策が困難だというPS Vita 3.36及び3.50向けのePSPユーザーモードexploitを持つゲームタイトルを公開していました。

/talkフォーラムメンバーであれば、今日の一般公開前にゲームタイトルがニンジャリリースとして発表されていたので既にご存知の方もいると思います。

公開されたゲームはqwikrazor87氏が発見した、セーブデータを使わないことから“対策困難”なexploitとされていたもので、今後PS Vita 3.50向けのカーネルモードexploitリリースも予定されているため久々に注目度が高いです。

ゲームタイトルは
US版が『Pool Hall Pro』
EU版が『World of Pool』
です。残念ながら日本版は既報の通りありません。

ゲームタイトルを聞いて「あれ?」と気が付いた方もいると思いますが、2つとも対策済exploitブラックリストに掲載済のタイトルです。単に以前のexploitとは発動の仕方が異なるのでブラックリストに載っていても利用できてしまうのです。

今回のexploitの特徴は、もう1台のeCFW VitaかCFWをインストールしたPSPが必要で、Wi-Fiによるアドホック通信で受信したデータがexploitという非常に珍しいものです。

セーブデータがexploitデータかどうかをチェックして無効化することで成り立っている今のブラックリスト方式では弾くことができないはずです。そのため”対策困難なexploit”と呼ばれていますが、個人的には100%対策ができないなどということはありえないので後日対策される可能性が高いと思っています。対策されるのか、あるいは本当に対策できないのかに注目が集まりそうです。

ただ、こういうやり方で自作コードを実行できる環境を作れるという事実には非常に興味があります。他のゲームでも同様のことができる可能性があるので今後がちょっと楽しみになってきました。

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