Gateway 3DSチームが、ニンテンドー3DSのv4.5からv9.2での起動をサポートするためのアップデートGATEWAY ULTRA 3.0 PUBLIC BETAをリリースしていました。
Gateway 3DSチームは3DS v9.2までのネイティブ起動のサポートを発表していますが、v9.3以降のファームウェア、つまり最新ファームウェアには対応できないことも既に公表しています。
近日中にv9.2対応版を公開するとしていたものが今回GATEWAY ULTRA 3.0 PUBLIC BETAとしてリリースされました。サポートされる3DSのファームウェアはv4.5からv9.2になります。
GATEWAY ULTRA 3.0 PUBLIC BETAではv4.5 – v9.2対応以外に以下の基本機能(赤いカードの方のみ)も改良されています。
・microSDカードのサポート改善
・書き込み速度向上
・次回アップデートで公表する秘密機能搭載
秘密機能という、なんだか凄いものが準備されているようです。今回わざわざ公表しないことにきっと意味がある機能なのでしょう。
更に、驚くべき以下の機能も実装されています。
・v4.5+(v4.5よりも新しいファームウェア、の意)の本体を4.5へダウングレード
・NANDダンプデータをsysNAND(3DS本体のNAND)へレストア(書き戻し)
これはちょっと凄いですね。かつてのPSP時代のパンドラバッテリーを思い出します。
実際に3DSをGatewayモードで起動させるための方法も公開されました。SDカードにLauncher.datを配置しておくのは今まで通りですが、なんとブラウザで下記にアクセスするとLauncher.datが読み込まれるそうです。
http://go.gateway-3ds.com
ということはGateway 3DSチームはv9.2対応のために何らかのWebkit exploitを利用しているということですね。今後このWebkit exploitが解析されて他に活用されることになるかもしれません。なお、New3DSのサポートについては「鋭意開発中」だそうです。
[追記]
smea氏によると、Gateway 3DSはninjhaxと同じステージ2exploitを使っているそうです。