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ゲーム購入不要のePSPハック “Bubble(バブル)ハック”

どんなに忙しくても最低限のニュースはお伝えしよう、と本来なら1本の独立記事になってもおかしくないレベルのニュースを「ゲーム最新情報○月○日のニュース」記事に紛れ込ませて簡単に概略だけ述べてしまうことが実は多々あります(逆に大したことなくてもネタがないので膨らませて独立記事になることもありますけどね)。

2014年11月9日のニュースでお伝えした3.35のPS VitaでHello WorldやVHBLのアイコン表示をさせて直接それらを起動できるようにした”Hello Bubble”はその最たるもので、言ってみればVitaシーンに初めて出てきたものです。その際のコメント欄で173210氏に「Qwikrazor氏が173210氏に署名済みモジュールについて最近聞いてきた」という事実を教えてもらった時点でBubble(バブル)ハックの概略が見えました。

どこかのタイミングで記事を書きたいと思いつつも時は流れ、その後wololo氏も記事を書き、更に数日経過しThe Z氏もより詳しい情報を公開しました。今更の時期ですがVitaの3.35でも有効だというこの”バブルハック”についてお伝えします。

PS VitaのハッキングはPSP時代のノウハウをそのまま活かしたPSPエミュレータのハッキングと、最近出てきたWebkitのexploitを利用したネイティブハッキングの2種類があります。今回のハッキングはBubble(バブル)と呼ばれているので私が勝手に”バブルハック”と名付けましたが前者に相当するものです。

これは日本だとアイコンと呼んでいるVitaの画面上の泡のようなバブルから直接PSPエミュレータのゲームのexploitを介さずに任意のコードを実行できるようにしたものです。PSP時代に署名ハックというものが流行りましたが、それと似たようなことをやっているのだと思います。現時点でもその詳細は明かされていません。

バブルハックで今できることは、

・最新ファームウェアである3.35でのVHBL起動
・3.20以下でTN-V(ARK-2)を起動(TN-V launcherなどと呼ばれている)

で、今までは自作コードを実行させるために必ず必要であった「ゲームを購入する」という行為が必要ありません。セーブデータexploitを利用してコードを実行する必要がないからです。

■PS Vita 3.35でのVHBL起動

■PS Vita3.18でのPSP XMB(TN-V)起動

このバブルハックでは、この他にもVHBLやTN-Vを介さずに直接PSPのHomebrewを起動させたりすることも理論的には可能だそうです。

PSPのバックアップ起動も可能で理論的にはPS1も起動できるはずですが、PS Vitaのバックアップ起動に関しては別の話ですので不可能です。

実はこのバブルハックはTomtomdu80氏とmr.gas氏が発見した方法とQwikrazor氏が発見した方法の2種類があるそうです。公開したら当然ソニーがアップデートでその対策を施してきますのでリリースについては慎重にならざるを得ませんが、方法が2種類あるため1回目のファームウェアアップデートによる対策後に復活できる可能性を秘めています。ただし2回目の復活は不可能です。

少なくともこのバブルハックは「近日中に公開予定」ではありません。Qwikrazor氏が開発した方法でのバブルハックがThe Z氏やwololo氏のVitaにインストールされテストされているのでリリースされるとするとQwikrazor氏の方ですが、まだバグが修正できていなかったりPS1バックアップ起動についての調査が完了していないなど解決すべき課題が残っているのがその理由です。公開しないかもしれないという選択肢はなさそうな雰囲気なのでリリースを楽しみにしていてよいと思います。

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