Maxconsoleで、MarioNumber1氏がニンテンドーWii UでブラウザWebKitの脆弱性を利用し任意のコードが実行できるようにするWii Uの5.0.0とv5.1.0に対応させたWii U Browser Exploitをリリースしたことを伝えていました。
Wii Uで任意のコードが実行できるニンテンドーWii U v4.0.xとv4.1.0のブラウザに存在するWii U Browser Exploitは5.0.0xでexploit自体は対策されていないがアドレスが変えられていてそのままでは動作しなくなっていると言われていました。
現在のWii Uの最新版ファームウェアバージョンはSuica決済に対応した5.1.0Jですが、その最新版でもWii U Browser Exploitが有効になったことになります。
MarioNumber1氏はChadderz氏と共にWii U Browser Exploitの5.0.0対応に取り組んでいましたが、5.0.0 Wii UのメモリーダンプからROP chainをリビルトできたことがきっかけで5.0.0に対応することができたそうです。結果として5.1.0にも対応できることが分かったそうです。
exploitと言ってもユーザーモードexploitのため実行できるのはいわゆる自作コードの実行のみです。つまりHomebrew起動でありバックアップ起動ではありません。
Homebrew開発はCで行われます。開発環境も必要です。ユーザーとしては今後リリースされるであろうHomebrewを楽しみに待つということになりそうです。