PS3Haxで、BobbyBangin氏が生産がキャンセルされたと言うニンテンドーWii U向けの光学ドライブエミュレータ “ÜKey”という製品の写真を公開していました。
Wii Uの光学ドライブエミュレータといえばWiikeÜやCobra UDEがありますが、ÜKeyというのは初めて聞きました。
まず、公開された写真は以下の2枚です。
BobbyBangin氏の話によると、この光学ドライブエミュレータ”ÜKey”の情報については英語圏ではない人物から聞いた(=その人物の英語がイマイチ理解できなかったので正確な情報と言えるかどうかが微妙だとのこと)とのこと。
そのイマイチ不安な情報によれば、”ÜKey”は発売前の現段階で既に生産中止が決まってしまっているそうです。写真が今回のような形で流出した形になっているのはそれが影響しているようです。
生産が中止と言っても、写真のデバイスが中止になっただけで、”WiikeyU”と名前を変えた別の製品が既に存在しているとされています。しかし”ÜKey”を開発した、仮にÜKeyチームと呼びましょうか。WiikeyUというのはそのÜKeyチームとは別のチームが生産しているとのこと。
なるほど。確かにイマイチ意味が分かりません。
“ÜKey”はきちんと動作する状態まで完成していて、生産も始まっていたようです。写真に写っている”ÜKey”は光学ドライブエミュレータ本体ではなくWii Uのディスクをリッピングするための基板だそうですが、「英語圏ではない人物」は何故BobbyBangin氏に生産中止になった光学ドライブエミュレータ自体ではなくリッピングボードの写真を渡したのかなど理解できない部分はあります。
もっとも、「英語圏ではない人物」のカタコトな英語のせいで伝わらなかっただけかもしれません。
写真をぱっと見る限り、WiikeÜのことを”ÜKey”と言っているのではないかと思いましたが、よくロゴを見るとWiikeÜとは違います。
3k3yのように”E”をひっくり返して”3″にしていることから、”ÜKey”はPS3の光学ドライブエミュレータを開発していた3k3yチームが関わっているのかもしれません。それなら十分あり得る話です。だとすると今度は別のチームが作っているという”WiikeyU”は何なのかが分からなくなります。
「よく分からない」といっている人から得た情報はどこをどう切り取っても「よく分からない」のが関の山ですが、それでも敢えてまとめてみると “ÜKey”という製品が存在していたが、結果的に生産されることはなく、”WiikeyU”という別の製品として発売が計画されているということにしておきます。
[2014/7/7追記]
MacconsoleにWiikeyUを開発している人物からの公式コメントを紹介しています。
その内容をまとめると、以下のようになります。
・写真はWii UのドライブとPCを繋ぐための基板で、Wii Uゲームディスクのダンプが可能になるだけ。ドライブ固有のキーが必要になる。ドライブキーの入手方法は非公開
・WiikeyUはゆっくりながらも開発継続中で、オーナーが変わったりもしていないがメンバーの変更はあった。改良により全体の設計が変わるので名称が変更になる可能性はある。
・発売日に関する情報はない。