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買ったら変態呼ばわりされました。3.15 VHBLのゲームタイトル公開

173210氏が発見し、3.15 VHBLとして移植したゲームタイトルは

MyStylist(マイスタイリスト)

です。通称MyStylist exploit(そのまんまですね。すいません)です。

PlayStationストアでのMyStylistの販売価格は1,440円(税込)です。来週の月曜日までにはストアから撤去される恐れがありますので、欲しい方は早めのご購入をお勧めします。ただし、VHBLはVitaの現時点での最新ファームウェアでHomebrew起動が可能になるだけですのでご注意ください。実用性の面では前世代のPSPを超えることはあり得ません。

ちなみにこのゲーム、ダウンロード購入したところを娘に見つかり、変態エロオヤジ呼ばわりされてしまいました。

MyStylistは、公式サイトを見れば分かる通り女の子向けの着せ替えゲーム(ファッションライフ・サポートツールと表現されています)みたいなものです。要するにオッサンが女子の着替えレロレロきんもーっ☆ということみたいで、娘に散々変態呼ばわりされ尽くしました。

別にいいじゃんね。プリキュアだって着替える時代なんだし。

さて、このゲームは1,440円と日本で販売されているタイトルの中では安い方なので、以前一度173210氏に『MyStylist』でのニンジャリリースを打診したことがあります。結果的にはTN-V4向けの『家庭教師ヒットマンREBORN!バトルアリーナ2 スピリットバースト Best Collection』、通称カテキョーexploitがニンジャリリースされた時のことです。

その時点で『MyStylist』は『実況パワフルプロ野球ポータブル2012』と『実況パワフルプロ野球ポータブル2012決定版』のパワプロペナントexploitと同様、対策できないかもしれない外部データで発動するexploitであることは分かっていました。そのため173210氏の、ソニーが本当にパワプロペナントexploitに対策を施せないのかを見極める必要があるとの判断で『MyStylist』のニンジャリリースを見送り、代わりにPatchouli氏からカテキョーexploitを提供してもらうことになったのです。

実際ソニーは3.15でパワプロペナントexploitの対策をしてきませんでした。しかし実はこのことが『MyStylist』も対策不可能の証明にはならないのです。

『実況パワフルプロ野球ポータブル2012』と『実況パワフルプロ野球ポータブル2012決定版』はそれぞれ年次ごとの最新バージョンのみがストアで販売されており、2.61 VHBLのパワプロexploitの発表時に既に2012年版は廃盤(ダウンロード販売終了)になることがコナミから発表されていました。もともと撤去されることが決まっていたゲームだったのです。

新たに購入することは二度とできないのでパワプロペナントexploitも放置された、という可能性がゼロではないのです。

もちろん公開されているexploitデータだけに絞って対策をしようと思えば間違いなくできるはずですが(Vitaの中に該当データが入っているのが見つかればフラグを立てるなど。ただし毎回全部スキャンしなければならなくなるなど他の動作に影響する可能性が出てきそうです)、3.15で対策されなかった理由は実のところソニーにしか分かりません。次のファームウェアアップデートで遅れて対策されるかもしれませんし、そうなればMyStylist exploitももちろん対策されます。

一応対策不可能という枕詞を付けましたが、上記のように対策される可能性がゼロとまでは言えませんので、『MyStylist』を購入するかどうかは皆さんのご判断にお任せします。買った方が良いですなどというつもりは毛頭ありません。一方で将来に渡ってCEF(eCFW)のトリガーとして使える可能性を秘めているのも事実です。

なお、今回のMyStylist exploitはPS Vita TVでは利用できません。

余談ですが、『MyStylist』を見ていると「この商品を買った人はこんな商品も買っています」コーナーで『UNO』とか『キング・オブ・プール』といった、とてもMyStylistを欲しがるユーザー、つまりキモエロい変態オヤジファッションに興味のある女子とは関連性の薄いゲームが表示されます。直前に皆が買い始めたら、これ、ソニーにバレバレじゃないですか?

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