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TN SaveState Plugin v1 by Total_Noob

/talkフォーラムで、Total_Noob氏がTN-Vの向けのステートセーブ(どこでもセーブできる)プラグインTN SaveState Plugin v1をリリースしていました。

1週間前に近日中に公開することが公表されていたTN SaveState pluginがついに公開されました。

ステートセーブとは、プレイの途中の任意のタイミングでその状態を保存しておくことができる機能で、例えばRPGでセーブポイントではないところで強敵と戦う前などにステートセーブしておくと、もし負けた場合にステートセーブしたポイントを読み込み直すことで、セーブした「戦う前」の状態へ戻すことができるという便利な機能です。これをCEF 6.60 TN-Vでプラグインという形で実現したのがTN SaveState Pluginです。TN SaveState PluginはPSPのゲームのみならずXMBやPS1、Homebrewでも有効です。

CEF 6.60 TN-Vにはビルトインプラグインインストーラーがありますので、インストールは非常に簡単です。

[インストール方法]
・P_SVST.ZIPをISOやHomebrewを入れたセーブデータフォルダにコピーし、CMA(コンテンツ管理アシスタント)を使ってPS Vitaへ転送する。
・exploitを発動させ、画面が白から緑に変わるまでRボタンを押し続けるとリカバリーメニューへ入ることができる。
・Plugins -> Plugins installer ->を選択し、P_SVST.ZIPのアーカイブをインストールする。

[ステートセーブの方法]
1秒間STARTボタンを押し続けるとTN SaveState Pluginメニューが表示されるので十字キーを使ってデータを選択します。
・上/下: 保存スロットを移動する(最大10スロット)
・右/左: ステートセーブを行うゲームやHomebrewを選択する

Rボタンでセーブ、Lボタンでロードになります。TN SaveStateでは一度LiveAreaに戻る必要があるようですが画面の指示に従っていれば問題はないでしょう。

このプラグインの仕組みは、RAM自体をダンプして圧縮してデータとして/PSP/SAVESTATE/に保管するというものだそうです。拡張メモリが利用できるファームウェアの場合、RAM容量が大きいためその分圧縮/解凍に時間がかかってしまいます。

現時点ではステートセーブできないゲームが存在します。不具合は分かっているのですが、現状では修正はできなかった模様です。またXMB自体もステートセーブ対象ですが、かなり不安定なため現状では使わない方がよさそうです(XMBでのステートセーブデータ読み込みは問題なく動作しています)。

今回Total_Noob氏は、シーンの開発者に改良や機能拡張を施すならば連絡が欲しいとしていますので、おそらくソースコードを希望者には公開するのではないかと思います。TN-V関係はTotal_Noob氏の独壇場だったので、今後Vitaシーンが少し盛り上がるかもしれません。

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