SKFU’s Blogで、SKFU氏がPlayStation 4のシステムソフトウェア バージョン1.5のデータを入手し解析した結果を報告していました。
PlayStation 4 システムソフトウェア バージョン1.50はその内容が公開されただけで、北米や欧州でのPS4発売後にアップデートが要求される仕様になるはずです。
北米での発売は11月15日、欧州では11月29日ですから既にPS4の1.5アップデートが準備されていたとしても確かに不思議ではありませんが、まさか既にソニーのサーバー上に置いてあったとは。
その置いてあったアップデータを見つけて解析、公表したのはソニーのネットワーク系に以前から取り組んでいるSKFU氏でした。ソニーからすれば流出ですが、URLさえ分かれば誰でもダウンロードできる状態にしてあったようですので流出と定義していいのか微妙なところではあります。
SKFU氏がどうやってURLを入手したのかの具体的な言及はありませんが、SKFU氏はそのURLと実際のアップデータ(ファイル名は”PS4UPDATE.PUP”であることも明らかになりました)の解析結果を公開しています。
流出したデータには2種類あり、通常のアップデートファイルと、用途が不明ですがリカバリーという名前がついたリカバリーアップデートファイルになります。
PS4アップデートファイル:
http://dus01.ps4.update.playstation.net/update/ps4/image/2013_1028/sys_c64d11f839ac8628176941b99fd3670e/PS4UPDATE.PUP
PS4リカバリアップデートファイル:
http://dus01.ps4.update.playstation.net/update/ps4/image/2013_1028/rec_6f4d6afe98dd7297c70aa4d6e7e5482b/PS4UPDATE.PUP
※注意 上記URLのファイルは現在削除されてしまっています。
データ自体の解析結果は以下のようになっています。ヘッダーサイズは512バイト固定で、コンテナの中には10個までPUPファイルを格納しておけるようになっています。今までのソニーのアップデータ形式であるPUPと拡張子こそ同じものの、内部に実際のPUPファイルを含むんでいる形式に変わったことになります。
アップデータのURLが比較的想像し易い安易なものですので、SKFU氏も適当にURL打ってみたらダウンロードできてしまったのかもしれません。ビルドは2013年10月28日になっています。
なお、試しに日本のサーバーにxmlファイルが存在しないか見てみたところ、
http://djp01.ps4.update.playstation.net/update/ps4/list/jp/ps4-updatelist.xml
というURLでxmlが準備されていました。
日本でのアップデータは
http://djp01.ps4.update.playstation.net/update/ps4/image/xxxx/PS4UPDATE.PUP
になります(xxxxは日付が入ります)
[追記]
(´・ω・`)さんからコメントをいただきました。
10月29日の15時頃xmlが更新されて1.50が出現したそうです。
level0_system_version=”01.500.000″
level1_system_version=”01.500.000″
system_pup label=”1.50″
version=”01.500.000″
image size=”322831872″
となっていますので間違いなくファイルサイズ300MBの強制アップデートになるv1.50が公開されていたようです。