サイトアイコン 大人のためのゲーム講座

次世代を担う若者が次世代機PlayStation 4をボランティアで作っていた笑えない話

GamesIndustryで、Foxconnがソニーの新型ゲーム機PlayStation 4をタダ働きの学生を使って生産していたことを伝えていました。

Foxconn(鴻海精密工業)は電子機器の生産を請け負う台湾の企業で、iPhoneの生産なども行っていることで有名です。

そのFoxconnの煙台工場ではPlayStation 4の生産を行っているようですが、中国メディアが伝えたところによるとFoxconnが自社の労働規定に反してインターンの学生を夜勤シフトに組み入れた上に残業までさせてPS4を製造していたことを認めたそうです。

学生はインターンですので大学の単位取得のためにFoxconnで働いていたことになりますが、学生が拒否すると単位がもらえないことを利用してFoxconn側の要求に応じた学生に対し正規Foxconnスタッフと同じ時間働かせていたというのです。しかも夜勤あり残業付。インターンの学生に単位取得を認めるだけで賃金も夜勤手当も残業代も不要の超ローコスト、というかコストゼロなビジネスモデルです。

インターンの学生はITエンジニアを目指しFoxconnにやってきたものの、実際に与えられていた仕事はITエンジニアとは無関係といえる「コードや取扱説明書などをPS4の箱に入れる」「プロテクトステッカーをPS4に貼る」という仕事だったとか。

Foxconnはインターンの学生の扱いを改善を確約したそうですが、昨年は14歳の子供にニンテンドーWii Uの製造をさせていたそうで、任天堂も調査に乗り出していましたがFoxconn側には自覚と自浄能力が欠けていたようです。

多忙な日本のビジネスシーンが多い日本ではインターンの学生はどちらかというと招かざる客扱いで、社会全体で次世代の学生を支えようという気概が感じられませんが、少なくとも企業がインターンを利用して企業活動したりするケースはないと思います。中国ならでは、でしょうか。

次世代を担う若者が次世代機を作りました的な、冗談でも通じないお話ですね。

モバイルバージョンを終了