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Gateway 3DS ファームウェア偽装とリージョン制限解除を実現するv1.1アップデートリリース

PS3Crunchで、Gateway 3DSチームがファームウェア偽装とリージョン制限解除を実現するGateway 3DSのv1.1アップデートをリリースしたことを伝えていました。

ファームウェア偽装とリージョン制限解除バージョンとなるファームウェアがリリース間近とお伝えした通り、v1.1アップデータが公開されました。これでマルチリージョン対応とファームウェア偽装をGateway 3DSが手に入れたことになります。

インストール方法は簡単で、実はアップデートされたのは3DS本体のSDカードのルートにコピーするLauncher.datだけですので、それを全バージョンのものと入れ替えるだけです。つまり、リージョン制限とファームウェア偽装の秘密はこのLauncher.datにあります。

さて、v1.1で具体的にはどのようなことが実現できるのでしょうか。

ニンテンドー3DSのゲームと本体にはリージョン制限が化されているため、例えば日本版の3DSでUS版のタイトルは起動できないようになっています。つまり日本版の3DSでは必ず日本版向けのタイトルしか起動できません。マルチリージョン化によりその制限がなくなりますので海外版タイトルを日本版の3DSで自由にプレイできるようになりますし、海外版3DS(輸入版本体)で日本版のタイトルがプレイできるようになります。

ファームウェア偽装では、最新版のファームウェアを要求するタイトルをGateway 3DSが動作する4.5という古いファームウェアの3DSでプレイできるようになります。

しかし、これらの機能はバックアップゲームに限っての話ですので、カードリッジ版の海外版や最新ファームウェアを要求するカードリッジ版タイトルがプレイできるというわけではありません。ニンテンドーeShopに接続できる程の偽装ではないと思われますし、仮にそうだったとしてもニンテンドーが管理者のサーバー上で偽装がいつまでも成立するはずがありません。ダウンロード版にファームウェア偽装が有効かもわかりませんが、それ以前にネットワークに安全に繋げることができるかに関しても甚だ疑問です。

つまり、ここで言う”プレイできるようになるタイトル”は、本来ならバックアップと言いたいところですが、ユーザーが3DSのゲームカードリッジから簡単にバックアップダンプする方法を私は知りませんので事実上違法コピーのことを指しています。だからこそ「マジコン」販売が規制されるのです。

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