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PlayStation 4のGDDR5 8GB ゲームで利用可能なのは4.5GB

CVGで、PlayStation 4の8GBある大容量RAMのうち開発者が利用できるのは4.5GBになると伝えていました。

ソニーのPS4はGDDR5 8GBのメモリを搭載していることは公式に発表されています。8GBというとかなり多い容量ですが、SCEワールドワイドスタジオ社長の吉田修平氏曰く「将来を見越した余裕を持たせたため」であり、発売当初のゲームが8GB分のRAMを使うというより、あくまでも将来必要になった時のために用意されているものです。

ところが、今回”ある開発筋”から流出したソニーの内部資料に記載があったという内容は、8GBのRAMのうち3.5GBを本体側で使用する領域としてリザーブされていて、ゲームで使用する領域として残されているのは4.5GBであるというものです。

一方で、ソニーに近い別の筋によると1GB分は余裕があるので、実際に開発者が利用できるのは5.5GBという話もあるようです。

実際にPS4の開発キットでは2つのメモリープロファイルを選択できるようになっており、その一つが”ノーマル”の4.5GB、もう一つが”ラージ”の5.5GBとなっています。ただし、ゲームで利用できる=開発者が利用できるとして保証されている容量は4.5GBのみです。

ゲーム機として考えると8GBのRAM容量は大きいとは思いますが、容量だけで言えば現在のノートPCでも8GBを搭載しているものはありますから数年後にはPS4のスペック自体陳腐化してしまっている可能性が濃厚です。その中でも半分強しかメモリーを利用できないというのはスペックだけ見るユーザー的には若干物足りなさを感じますが、実際のところは必要十分なのかもしれません。残りの3.5GBはOSなどに使われますが、OSがどんどん肥大化した最大分を見越して3.5GBかと思いきや、実際にはOSの効率化に伴い使用容量は減って行くとソニーは考えているため、発売当初こそゲームに使用できるのは”ノーマル”メモリープロファイルの4.5GBですが、将来は”ラージ”プロファイルの5.5GBになる可能性があります。

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