任天堂が、ニンテンドー3DSの本体更新を行うニンテンドー3DS システムバージョン6.0.0-12Jをリリースしていました。
4月頭にリリースされたニンテンドー3DS システムバージョン 5.1.0-11Jから2ヶ月、バージョン5からバージョン6へと数字は大きく進化しています。
公式サイトによると、変更点は以下です。
6.0.0-12Jへの更新による主な変更点
●『すれちがいMii広場』の更新
更新データを受信する機能が追加されました。
更新データを受信することで、あいさつするときの表情を変更したり、新しいあそびを購入したりできるようになりました。●セーブデータのバックアップ機能追加
ニンテンドー3DSダウンロードソフトやバーチャルコンソール(一部を除く)のセーブデータをバックアップできるようになりました。●システムの安定性や利便性の向上
より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上いたしました。
気になるのは、セーブデータのバックアップ機能です。この機能はSDカードにセーブデータをバックアップできるようになり、SDカードの空きを作るためにソフトを消去しても、ニンテンドーeショップからソフトを再ダウンロードすれば、バックアップからセーブデータを復元することができるというものです。
「再ダウンロード」「復元」という2つのキーワードでわかると思いますが、このセーブデータバックアップ機能はニンテンドー3DSダウンロードソフトおよびバーチャルコンソールのセーブデータのみが対象で、3DSカードソフトのパッケージ版とニンテンドーDSi/DSソフト、DSiウェアは対象外です。もちろん「復元」が必要なことからデータは暗号化されているはずです。
つまり、残念ながらカードソフトからセーブデータを抜き出せるわけではありません。
更にソフトとそのバックアップデータが同じSDカードに保存されているときのみ復元可能とセキュリティはちゃんと固めてあります。
さて、恒例のファームウェアアップデートによるFlashcart対策ですが、Pongs Updatesによると、現時点では情報収集段階で情報が出揃っていません。
GBATempのフォーラムを読むと、とりあえず全滅?のような雰囲気です。とはいうものの、アップデートで動作するようになるものは出てくるでしょう。
気になるのは3DSのバックアップが動作するというGateway 3DSですが、まだGateway 3DS Teamからは一切発表がありません。もちろん発売されていない(海外の販売サイトだとカートが出ていて購入手続きできるところが既に存在はしています)ので対策されている可能性は低いと思います。