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E3カンファレンス第二弾 PlayStation 4の実機公開 Xbox Oneより大幅に安い399ドル

PlayStation 4の価格は399ドル(日本円でおよそ39,000円)でした。Xbox Oneの価格499ドルより100ドル(およそ10,000円玉)と大台の差が付いた時点でPlayStation 4の方がユーザーに受け入れられやすいのは間違いありません。希望的憶測で発言しているとしか思えない著名なアナリストMichael Pachter氏がPlayStation 4は349ドル(34,900円)、Xbox Oneは399ドル(39,900円)と、その差を50ドルとしていましたが、実際には価格差は倍ありました。

マイクロソフトのプレスカンファレンスに続き、SCEがプレスカンファレンスを行い、PS4の実機を初披露、発売時期に関しては「2013年の年末商戦」と、従来の発表内容からのアップデートはありません。

初公開されたPS4実機はPlayStationらしいデザインで、イメージとしては好感が持てます。

PlayStationといえばブラックのイメージですが、PS4のブラックは「ジェット・ブラック」という黒です。型式はCUH-1000A。スペックは以下のように発表されています。

PS4本体にはDUALSHOCK 4が1つ付属します。何のために標準装備か分かりませんがモノラルヘッドセット1つが付属するほか、USBケーブル1本と、なんと、ケチケチしないでHDMIケーブルが1本付属します。
AUXポートという拡張?ポートも付いています。

6軸検出システム(3軸ジャイロ、3軸加速度)のモーションセンサーを持つDUALSHOCK 4は1000mAhの充電バッテリーを搭載し59ドルで、PlayStation 4 Eyeと言われたカメラも『PlayStation Camera』として59ドルで販売されます。

SCEワールドワイド・スタジオでは新規12タイトルを含む30以上のタイトルを開発中で、うち20タイトルはPS4の発売から1年以内に発売すると発表していることからPS4タイトル初期ラインナップの充実への意気込みを感じます。サードパーティ含めると110タイトルが発売予定です。

また、PS4発売と同時にPS Plusのメンバーシップサービスも拡充され、1つのアカウントでPS4/PS3/PS Vitaすべてに対応するマルチプラットドームサポートの他、オンラインマルチプレイへの対応(というか、PS Plusに加入しないとマルチプレイできないということですよね?)や、ある意味余計なお世話的に勝手にゲームのアップデータをダウンロードしてくれる「オートパッチダウンロード機能」などが提供されます。

PS Plusの料金はは90日間で1,300円と、どちらかというと微妙に安く感じる価格設定になっています。やめたくなっても最低3ヶ月はやめられません。

PS3ではXbox Oneのように24時間に一度はインターネット接続が必要ということもなく、ディスク版タイトルをオフラインでプレイすることが可能です。つまり何ら認証は採用していないため中古ゲームはそのまま普通に起動することになります。

PS3後方互換がない変わりに採用するGaikaiのストリーミングによるクラウドサービスによりPS3タイトルをプレイできますが、これはPS4に限ったサービスではなく、PS3やPS Vitaでも可能です。

今回のプレE3カンファレンスでは、コンシューマーが知りたかった情報のうち発売日価格と外観が発表されました。同日に公表されたXbox Oneの価格より安いというインパクトは絶大ですが、Kinect同梱というのが10,000円という差につながったという印象です。

気になるのは日本での価格設定です。日本国内に関する情報は後日改めて案内するとしていますが、過去のPlayStationシリーズは世界に先駆けてまず日本で発売されてきた歴史の中で、もしかしたら今回は日本が後回しになるのではないかという気がしてなりません。

【情報源】
プレイステーション公式ツイッター

PS4公式サイト

[追記]
SCEワールドワイド・スタジオの吉田修平氏によると、PS4のHDDはユーザーが交換可能、リージョン制限なしだそうです。


『PS4の HDDはPS3同様アップグレードできますよ。』


『PS4はリージョンフリーです。』

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