GBATempで、海外で発売されているゲームキューブ互換機能を省いた廉価版Wiiで実はゲームキューブのタイトルが起動できると伝えていました。
海外ではゲームキューブ互換機能をなくす代わりに販売価格を下げた廉価版のニンテンドーWii(ゲームキューブ メモリーカードスロットやゲームキューブコントローラーポートがない)が発売されています。
ところがその廉価版Wiiのマザーボードはゲームキューブ互換ありの通常のWiiとほほ同じでゲームキューブに関連するポートなどが省かれたものではないかと言われて来たそうです。外装もそのままでソフトウェアも特に代わりはなさそうでした。DVDドライブには若干異なる部分はあります。ちなみに日本では馴染みがないので話題にすらなっていません。
この廉価版Wiiをbuckchow氏というGBATempのメンバーがドライブを改造してみたところ、ゲームキューブディスクが起動したそうです。ハードウェアをなんらかの形で改造(詳細は書かれていないため不明です)したそうですので、チップ抵抗の取り外しや追加、基板上の配線の追加やカットなどが含まれていると思われます。
ゲームキューブコントローラーポートなどがないため、ゲームが起動しただけではなんの意味もありませんが、マザーボードが通常のWiiと似ているということはハードウェアを追加することで互換機能がないWiiでゲームキューブがプレイできる可能性もゼロではないことが分かったことになります。
今更なのでだからどうした的な話ではありますが、ハッカーというのはこういうものに燃える習性があるのでもしかしたら今後より一層の進展があるかもしれません。