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Apache Overkill exploit対策 PS Vitaシステムソフトウェア バージョン2.10

SCEJAが、PlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン2.10 アップデートをリリースしていました。

システムの安定性云々が書かれてはいませんが、基本的な内容は既報の通りでした。

ホーム画面
ホーム画面のアイコンをフォルダーで管理できるようになりました。
PS Vitaカードをセットしているときは、インフォメーションバーにアイコンが表示されるようになりました。

(ブラウザー)
Webページ上の動画をストリーミングで再生できるようになりました。

(コンテンツ管理)
PS VitaのWi-Fiを使ってネットワークレコーダー&メディアストレージ nasne(ナスネ)と接続し、データ転送したり、バックアップしたりできるようになりました。詳しくは、ユーザーズガイドをご覧ください。
nasne(ナスネ)のシステムソフトウェアのバージョンを1.71以上(※詳しくは後述)にしておく必要があります。

(Eメール)
HTMLメールが表示できるようになりました。
1つの連絡先に、最大5件のEメールアドレスを登録できるようになりました。

(設定)
[サウンド&ディスプレイ]に[自動で消音する]を追加しました。
PS Vita本体のボタンで操作できるアプリケーションが増えました。

psp2-updatelist.xmlを見ると

level0_system_version=”01.600.000″
level1_system_version=”02.100.000″
level2_system_version=”02.100.000″
map=”01.800.000″
system_version=”02.100.000″

でした。level0が1.60から変わらず、level1、level2が変わるのはここ最近の流れです。

数日前時点でも書きましたが、今回のアップデートにApache Overkill exploit対策が含まれているのは予想できていました。
wololo.netによると、2.06 VHBLのApache Overkill exploitが当然対策されていたと伝えています。

更に残念なことに、Open CMAは2.10では動作しないとの報告が挙がっているそうです。2.06以前のファームウェアでは動作しますので、アップデートの必要がない方はしない方が良いでしょう。でも、フォルダ機能欲しいですよね。

※nasne(ナスネ)とデータ転送したりバックアップしたりするために必要なnasne(ナスネ)のシステムソフトウェアバージョン1.71については近日中に提供予定と発表されました。要するに今はアップデートの必要がないということです。

[追記]
YouTubeで、The Z氏が最新の純正コンテンツ管理アシスタントをインストールし直してOpenCMA r5を入れ直したら2.10でも動作したと報告してくれました。

httpv://www.youtube.com/watch?v=94_lWS_SfJY

なお、The Z氏が自分で発見したユーザーモードexploitでのHello Worldは2.10でも動作したそうです。そりゃそうでしょうね。
httpv://www.youtube.com/watch?v=zIoaGyk9cls

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