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一番の特徴はあれでしょ? PlayStation 3システムソフトウェア バージョン4.40アップデート

SCEJが、PlayStation 3システムソフトウェア バージョン4.40アップデートをリリースしていました。

更新内容は以下のようになっています。

■ バージョン4.40で更新される主な機能
非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi (RC-S380 ソニー株式会社商品)に対応しました。
システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました。

時間の問題だとは思いますが、今回は不思議なことに海外では公式サイトに現時点で情報が掲載されていないようです。

システムソフトウェアの動作の安定性というのはいつもの常套文句ですし、今までに販売したゲームもこれまで通り使えるままにするならばPS3のセキュリティ崩壊で骨の髄までしゃぶられるほど丸裸になっていますので特に大きな変更はないでしょう。となると、今回の最も大きな変更点はPaSoRi対応ということになります。

今なぜPaSoRiなのでしょうか。

対応モデルとなっているRC-S380の公式サイトにヒントがないか見てみると、なんとなく今PS3アップデートでPaSoRi対応なのかが見えて来ました。

RC-S380の方式を持つPaSoRiの特徴の一つに「Windows 8搭載パソコンに接続して、NFC対応携帯電話とのデータ送受信やNFC対応周辺機器とのペアリングが簡単に行えます。」と書かれています。Windows 8搭載PCに加えてシステムソフトウェア バージョン4.40以降のPS3という言葉が今後加わることになりますが、となるとWii Uに先を越されたNFC対応のためのアップデートというのが今回のアップデートの理由に見えます。

しかし、このブログ的には違う理由を挙げておきます。

それはSuicaやICOCA、PASMO、TOICA、manacaといった交通系ICカードの全国相互利用サービスが3月23日(土)から開始されます。それら交通系ICカードの利用履歴、残高などはPaSoRiで確認できます。日本でいの一番に変更履歴を更新したことと、3月23日(土)の相互利用開始直前に公開したことはその裏付けだと言えないでしょうか。

NFC対応ならもっと海外でアピールするはずです。個人的にはそんなもの駅で改札通るたびに見ますからいりません。

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