PS3Crunchで、Team CobraがPS3の光学ドライブエミュレータCobra ODEの発売が若干遅れると発表したことを伝えていました。
当初は2013年1月に発売とされていたCobra ODEですが、3月になっても発売されていません。今回Team Cobraは現状を告知すべくPS3Crunchに情報を提供したようです(公式サイトにも同様の内容が掲載されています)。
Cobra ODE発売に向け、ソフトウェア及びハードウェアの最後に残っているバグに対処するため、Cobra ODEの発売を若干遅らせます。
この作業による遅れは予定外ですが、サポートするPS3本体を増やすための措置です。
製品の写真や更なる情報については数日以内に改めて公開します。
Cobra ODEの開発はPS3Fatモデルで行ったため、PS3Fatでの動作は問題ないとされています。「全PS3モデルサポート」を売りにはしていましたが、Slimモデルについてはアダプターボードを別途開発、Super SlimはPATAではなくSATAとインターフェースも変わっており筐体のサイズも異なるためそれに合わせたハードウェアを新規開発と、すんなりいかなそうな雰囲気は以前からありました。
今回の発表で、それらハードウェアを含めてCobra ODEがまだ完成に至っていないことが明らかになりました。
ライバルである3k3yもあることですし、まずPS3Fat向けのCobra ODEのみ先行して発売、遅れてSlim/Super Slim向けを発売するという戦略も考えられますが、Team Cocraが選択したのは全部揃うまで発売しないというものでした。
Cobraブランドとしてのプライドか、対策を気にしているのか分かりませんが、少なくともPS3Fatモデル対応だけでは儲からないと判断しているのは間違いないと思われます。