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SCEがPlayStation 4を発表

SCEが、本日アメリカニューヨークで行われた「PlayStation Meeting 2013」で次世代据え置きゲーム機「PlayStation 4」を発表しました。

ずっと「PlayStation Meeting 2013」のライブ放送を見ました。日本の公式サイトでも放送すると書いてありながら時間になっても始まらなかったので、アメリカ向けのストリーミングで見てました。

SCEAのCEO Andrew House氏がPlayStaion 4を発表しましたが、そこで背後のスクリーンに流れたのはPS4のロゴのみで、それ以外は公開されませんでした。

途中PS4のコントローラー(名称はDUALSHOCK 4)の実物が出て来ました。
前面中心部にタッチパッド、LEDが付いて、「無くなった」と言われた”SHAREボタン”も前面右上に付いていました。「PlayStation Eye」と伝えられているカメラで奥行きを認識するなど3次元的に位置を検知することができます。

専用開発の8コアx86-64アーキテクチャーのCPUと、最先端のGPUといった高性能プロセッサーが搭載し、176GB/秒の帯域幅を持つGDDR5のメモリー8GB搭載。PS4はGPU性能をかなり強化したようで、プレゼンテーションを聞く限りはスペック重視の印象です。

PS4のコンセプトは5つあり、”Simple”、”Immediate”、”Social”、 ”Integrated”、”Personalized”です。

ちょうどプレイステーション公式で、そのコンセプトを日本語にしたっぽい5つのキーワードが出ていました。

“Simple” 使いやすさ
”Immediate” サクサク
”Social” ソーシャルとの融合
”Integrated” 様々な機器との連携
”Personalized” ユーザー最適化

実はこの記事は「PlayStation Meeting2013」を見ながら書いています。そしてまだ続いています。本当は全部見終わってからまとめて書こうかと思っていましたが、今回の「PlayStation Meeting2013」はユーザー向けの内容というよりも、メディアや株主向けの今後のビジネスモデル紹介と、開発者向けアピールの側面が強すぎて、飽きてしまったので途中で記事書くことにしました。

もしかすると最後の方でPS4のデザインや価格、発売についての情報があるかもしれませんが、その時はその時で追記します。

[追記]
ファミ通.comに、SCEJのプレスリリースが掲載されていました。書き忘れたものを拾います。

今年の年末商戦に発売予定

Ustreamなどのインターネット中継サービスを通じてゲームプレイを友人に手軽に生中継することが可能

FacebookアカウントとSENアカウントを紐づけし、協力プレイやクロスゲームチャットが可能

PS Vita、スマートフォン、タブレットといったモバイル端末をPS4のセカンドスクリーンとして利用可能

PS Vitaによるリモートプレイにシステムレベルで対応

iPhone、iPad、およびアンドロイドOS搭載のスマートフォンやタブレットに専用アプリケーション”PlayStation App”を提供し、PS4のセカンドスクリーンとして利用可能

“PlayStation App”により外出先からPS4 のゲーム購入することで自宅のPS4に直接ダウンロードしたり、PS4で遊んでいる友人のゲームプレイをリモート鑑賞可能

システムの状態を一時保存し、PS4本体を節電状態で待機させるサスペンドモード搭載による起動時間の短縮や、スタンバイ中のダウンロードやアップデート(データは分割ダウンロードに対応しているのでダウンロード完了を待たなくてもよい)をサポート

ゲームプレイしながらブラウザを立ち上げるなどのマルチタスク対応

予測による事前ダウンロードなどにより将来的にはダウンロード待ち時間ゼロも可能(この機能ある意味ヤバイ)

Gaikaiのストリーミングゲームサービスを統合。製品版をストアでストリーミング配信して試遊などを計画

PS3の3000タイトルをGaikaiのストリーミングゲームサービスで提供(Gaikaiによる後方互換)

【PlayStation 4 スペック】
■Main Processor:Single-chip custom processor
■CPU : x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
■GPU : 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine
■メモリ:GDDR5 8GB
■ハードディスク 内蔵
■光学ドライブ(読み出し専用):
BD 6 倍速CAV
DVD 8 倍速CAV
■入出力: Super-Speed USB (USB 3.0)ポート、AUX ポート
■通信:
Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
IEEE 802.11 b/g/n
Bluetooth 2.1(EDR)
AV 出力 HDMI 出力端子
アナログAV 出力端子
光デジタル出力端子

【DUALSHOCK4】
高感度6軸検出システムおよび本体前面には自然かつ直感的な操作が可能なタッチパッドを採用

スピーカーおよびステレオヘッドホン/マイク端子搭載(ゲームの効果音は手元のコントローラーから出力し、一緒にプレイしている仲間との会話はヘッドセットなどの楽しみ方を提案)

上側には様々な色を表現できる3色のLEDを配置したライトバーを搭載(ライトバーの色とゲーム内のキャラクターの色を連動する機能や、キャラクターの体力や受けたダメージに合わせてライトバーの色が変化するなどが想定されている)

“SELECT”および”START”の機能を集約させた”OPTIONS”ボタンと、”SHARE”ボタンを新たに搭載

L2/R2ボタンの形状に見直しや、左/右スティックのセンター復帰精度を向上

【PlayStation4 Eye】※「PlayStation Eye」ではなく「PlayStation4 Eye」でした
対角視野角85度の広角レンズを持った二つの高感度カメラを搭載

4つのマイクで音源の方向を検出

顔の画像をあらかじめPS4本体に登録して顔認識ログインが可能

DUALSHOCK4のライトバーの色で、カメラの前にいる複数のプレイヤーの位置を検知判別

PlayStation Moveモーションコントローラーサポート

[追記2]
ファミ通.comで、SCEワールドワイドスタジオの吉田修平氏へのインタビューを掲載していました。PlayStation Meeting 2013の会場でイベントの後に行われたインタビューです。

吉田氏のコメントからPS4についてまとめると以下のようになります。
・PS4は5年前(2008年になりますね)から準備をして来た
・PCで一般的な開発環境で簡単にゲームが作れることを重視し、Intel CPUを始めポピュラーなハードウェアを選択しすることで、PCベースの開発環境を持つサードパーティをサポート
・同時発売タイトル群は「皆さんビックリされると思います」
・スクウェア・エニックスやワールドワイドスタジオのデモ映像はPS4実機で動いているものだった
・ゲームの解像度は1080pが中心になる
・すべてのタイトルがデジタルで出るが、ものによってはパッケージでも出る
・リモートプレイシステムの技術にはGaikaiの技術が導入されている

そして、同じくファミ通.comはSCEJプレジデントの河野 弘氏にもインタビューをしています。

・「プレイステーション4」という名前はすんなり決まった。順当に”4″だろ的な。
・タッチパッド機能を持つDualShock4の可能性は今後明らかにしていく
・PS3のブルーレイディスクはPS4ではプレイ不可能
・価格も外観デザインも今後発表。デザインはほぼ決定済で細部を調整中
・日本でお披露目イベントは検討中

個人的感想

ユーザーが最も知りたい価格についてはヒントすら言及されませんでした。

PS3のCELLプロセッサとは異なり、汎用部品を使い後方互換をストリーミングに頼る決断は価格を考えてのことだと思われます。3万円台から4万円台と言われている価格設定に反映されているのでしょうが、いくらハイスペックだからと言っておいそれと払える価格ではないことは確かです。

当然インターネット常時接続が使用のための前提条件になると思われますが、スペックが高くなるにつれ色々と足回りの必要条件が増えてきたという印象は拭えません。

営業的に販売が成功するかどうかは、全て販売されるタイトルにかかっていますので、今日のプレゼンテーションでデモを中心にしたのは正解だと思いますが、如何せん「綺麗な出力」に終始した感があり、果たして購買意欲をそそるのかと言われると少々疑問ではあります。

ただ、相当以前から開発していたという『DriveClub』は車好きにはたまらない魅力を感じました。純粋なレーシングゲームにとどまらないリアルさは一見の価値がありそうです。

結局、今日のプレゼンテーションで何が分かったかというと、「ソニーが次世代機を発表した」という事実だけに尽きます。ハイスペックを追求するPlayStationらしさは予想を超える程の驚きを与えてはくれませんでしたし、新しさに対する期待もありません。

リモートプレイのシステムレベルでの統合により、ほぼ全てのゲームがリモートプレイに対応することと、スマートフォンやタブレットを活用するアイディアはなるほどと思わせる内容です。期待したいのはそういった機能自体ではなく、その機能を如何に活用して新しいゲーム体験の提案です。

今年のE3には新型機の素晴らしいグラフィック性能ではなく、斬新なゲーム体験の提案をお願いします。

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