wololo.netで、Total_Noob氏が開発しているCEF 6.60 TN-Vは来月中にも公開される見込みになったと伝えていました。
Total_Noob氏が開発しているTN-VはPS VitaのePSPにXMBを移植したカスタムエミュレータファームウェア(CEF)です。最新ファームウェアである2.05にもTN-V移植が可能なカーネルexploitをTotal_Noob氏は持っていることが明らかになっていますが、現時点ではUNO 2.02 exploit向けに開発されています。
httpv://www.youtube.com/watch?v=rCGThj6NxJM
今月上旬の段階では”もう少しで完成するが公開日は未定”ということでしたが、2013年の3月中には公開の見込みになりました。ただし確定情報ではありません。
公開されたらPSPにあった全てのXMBの機能が使えるのかといえば、そうではありません。動作しない、ないしは動作に問題がある例としては、ビデオ、SensMeや、一部のカメラ機能などが挙げられます。必ずしも期待通りの動きになるとまでは言えません。
PSOneに対する互換性は、TNの方がもう一つのCEF(こちらはeCWFと呼ばれていますが)であるArkよりも上だと言われていますが、大きな差があるかと言えばそうでもありません。XMBを実装しているからといってPSOneの互換性が向上する訳ではありません。あくまでもTNベースだと考えた方が良いでしょう。
TN-Vの機能としては以下です。一部に制限があるものもあります。
- インターネットラジオ機能
- メモリースティック高速読み込み機能
- XMBからのミュージックプレイ
- カメラ機能へのアクセス(保存等に問題あり)/li>
- ほぼ全てのプラグインが動作(dayviewerやCXMBも動作)
- ゲームプラグインモジュールのインストール機能(ISOのディレクトリ移動やアーカイブの解凍含む)
- Homebrewのサポート(Homebrewが起動しない場合はクラッシュせずエラーコード表示してXMBに戻る)
CXMB(PSPのカスタムテーマをメモリースティックから読み込むプラグイン)が動くのはちょっと凄いですね。PS VitaでXMBのカスタマイズは面白いかもしれません。