NeoGAFで、PlayStation 4コントローラーにあるスピーカーとヘッドフォンジャックは3Dサウンドシステムのためのものかもしれないと伝えていました。
PlayStation 4のコントローラーの最終デザインといわれる写真が流出し、タッチパッド近くにある穴あきエリアの下にはスピーカーが埋め込まれており、コントローラーの底面にはヘッドフォンジャックユニットが装備されていることが明らかになりましたが、今までのコントローラーにはない装備であるためなんらかの新しい提案がなされるだろうと薄々は感じていました。
その内容と思われる特許をソニーが取得していたことが今回明らかになりました。それがコントローラーを使った3Dサウンドシステム(私が勝手に名づけた仮称)です。
PS4にはデュアルカメラ搭載のPlayStation Eyeが同梱されますが、そのカメラを用いてプレーヤーをトラッキングして顔の向きを検出、計算して左右の耳への音の聞こえ方のバランスを変えて立体空間で音を聞いているかのような体験を提供するものです。
どんなことができるのか、勝手に想像してみました。
『グランツーリスモ』をプレイ中、左コーナーでライバル車にインを刺されると、まるで自分の左側からタイヤのスキール音が聞こえたり?
FPSでプレーヤーの右側から音が聞こえて右を振り向くとか?
ゲーム体験としてはかなり期待できそうな内容です。
もちろんヘッドフォンジャックにイヤホンないしはヘッドフォンを差してるときにはそのイヤホンなりからしか音は聞こえないでしょうから、コントローラー内蔵スピーカーはイヤホン/ヘッドフォンジャック未使用時に有効なのかもしれません。そんなに大出力のスピーカーは内蔵できないはずなので仕組みが気になります。一体どんなスピーカーが入っているのでしょうか。
もちろん特許の内容がPS4コントローラーに採用されていると断言するだけの材料はありませんので想像の域を超えるものではありませんが、今までのコントローラーにはなかった仕組みが搭載されているだけに、コントローラーを使った3Dサウンドシステム採用というのは十分可能性があるのではないでしょうか。