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Xbox 720の中古ゲーム対策はアクティベーションコード

EDGEで、マイクロソフトのXbox 720はには中古ゲームが起動しない仕組みになっていることを伝えていました。

以前からXbox 720には中古ゲーム対策の”アンチユーズドゲームシステム”が搭載されるという噂はありましたが、年内にも発売かと言われているXbox 360の後継機、コードネーム”Durango”と呼ばれる次期Xboxには、やはり中古ゲームが起動しないような仕組みが取り入れられているようです。

ソニーがNFCを利用した中古ゲーム排除のための特許を申請し、PS4で中古ゲームを起動できないようにすると言われていますが、マイクロソフトも方式こそ違えど足並みを揃えることになりそうです。

「マイクロソフトの次世代機に触れた経験のある人物」という情報筋によると、Xbox 720は常時インターネット接続が必要で、ゲーム配布メディアは50GBの容量のブルーレイディスクになるものの、ディスクにはアクティベーションコードが同梱されます。

最初に新品のゲームを購入したユーザーがそのアクティベーションコードを使い、オンライン認証を行うことでゲームを起動させることができるという仕組みです。最初のオーナーがアクティベーションコードを使ってしまうため、そのコードがない中古はゲームがプレイできなくなります。

ダウンロード販売のようなデジタル販売専用であれば「それが当たり前」という感覚が一般に浸透しているため問題はないと思いますが、ディスクなどの物理メディアからデジタル販売への過渡期に、過渡期らしい”ディスクにもダウンロードにも両対応”状態のハードウェアを搭載しながら”中古不可”のデジタル販売の感覚を強要するのはリスクが高い戦略だと思います。ただし、ここを乗り切らないといつまでたってもデジタル販売中心にはなりませんし、違法コピー対策も取り続けなければなりません。難しい問題ですね。

また、その情報筋は最近リークされたXbox 720のスペックが「完璧に正確」だと表現したそうです。つまり、Xbox 720はAMDの8コア x64 1.6GHz CPU、D3D11.x 800MHz GPU、8GB DDR3 RAMということです。

Xbox 720ならびにPlayStation 4といった次世代機のアーキテクチャはPCライクなものになっていますが、複数の開発筋によるとマイクロソフトの場合承認したライブラリしか利用を認められていないため、PS4の方が開発者フレンドリーと言えるそうです。OSもPS4の方が軽快だとか。

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