/talkフォーラムで、Total_Noob氏が6.60 TN-Vプロジェクトを発表していました。(774さん情報ありがとね)
Total_Noob氏が週末プログラマー状態でぼっち開発していたPS VitaへのXMB移植ですが、それをProject: 6.60 TN-V(6.60 TN-Vプロジェクト)と命名し、現状の開発状況を動画で公開していました。
/talkフォーラムとYouTubeに書かれた説明文は同一文章です。書かれている内容は以下です。
- 6.60 TN-VはPS Vitaのカスタムエミュレータファームウェア(CEF)です。PS VitaでXMBの他、注目の機能を実現しました。それはPSNアクセスです。PS Vita 2.02のUNO持ち向けです。まだ開発中の段階ですし、公開日も決まっていません。バグもまだありますがもう少しで完成です。
注目すべきはXMB実装よりもPSNアクセス機能です。想像するに仕組みは「完全なPSPエミュレート」による最新ファームウェア6.60のPSPとしてアクセスしているのではないでしょうか。
Total_Noob氏は実際に”システムソフトウェア 6.60 TN-V”となっているCEFでPSNアクセスをしてPSストアからminisをダウンロードして起動までしています。
6.60 TN-V自体はカスタムファームウェアのはずですのでバックアップ起動も可能と言う、正にPS Vita上にPSPを完全に再現したものとなっています。
問題なのは、PS Vitaには必ず付いて回る問題ですが、UNO exploitを利用したもののため2.02 Vita向けということです。最新ファームウェアである2.05(UNO exploit対策ファームウェア)にアップデートしてしまった場合には現時点ではインストールが不可能です。
PS VitaをPSPの代わりとして使いたいという方にはぴったりかもしれません。そのかわりPS Vitaならではのサービスは一部受けられなりますね。
個人的にはPS VitaのPSPエミュレータハックの最終進化形が6.60 TN-Vだと思います。あとはカーネルexploitが見つかるたびに6.60 TN-Vに移植され続けるのではないでしょうか。
ところでTN-Vの”V”は何の意味でしょう?TNはTotal_Noobですが、VはVitaのVでしょうか。