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2つ目の選択肢はPROの系統 eCFW ARKリリース

wololo.netで、Team PROがUNO exploitを利用したPS VitaのPSPエミュレータ上で動作するカスタムファームウェア Team PROがUNO exploitを利用したことを伝えていました。(YanYanさん情報ありがとね)

ARKはオープンソースCFW PROをPS Vitaに移植したもので、トリガーにはFrostegater氏がTotal_Noob氏の6.60 TNを移植したUNO exploitを使っています。

ARKは6.60 TNと同じエミュレータ上で動作するカスタムファームウェアで、どちらも内容的には同じものですが、その生い立ちが異なります。6.60 TNはTotal_Noob氏が独自に開発していたもので、ARKはVirtuous Flame氏やColdbird氏、neur0n氏らがオープンソースとして開発してきたPRO CFWをベースにしています。つまりPSPのPRO CFWをPS Vita向けに移植したものがARKです。どちらも源流はDark-AleX氏のM33ですので全く別物とまでは言いませんが、ユーザーに選択肢が増えるのは悪いことではありません。

ARKの機能

・PSOneゲームのサポート(ただし現時点では音が鳴らない)
・ISO/CSOサポート
・ダウンロードコンテンツを復号するNoDRMエンジン
・MS-SpeedBoost搭載
・CFW対策の施されたゲーム向けのパッチ機能
・カスタマイズ可能なメインメニュー
・プラグインのサポート
・リカバリーのサポート
・ISOキャッシュによる高速化

ARKはPS Vitaのファームウェア2.02以下に対応していますが、ストアから既に『UNO』を購入していることが前提です。

インストール方法

1) アーカイブをダウンロードし解凍してできたARKフォルダの中にUS/EU/JPのフォルダがある。日本版UNOの場合はJPフォルダ内のNPJH00016DATA00を \PS Vita\PSAVEDATA\XXXXXXXXXXXXXXXX\ にコピーする。
2) コンテンツ管理アシスタントでセーブデータをPS Vitaに転送する。

6.60 TNとの共存はできないので注意が必要です。
デフォルトのメニューはyosh氏のyMenuになっています。

PROShell Recoveryについて

exploit発動中にRボタンを押すことでランチャーメニューを表示します。

プラグインについて

プラグインを読み込むにはplugins.txtというテキストファイルをセーブデータフォルダに配置します。テキストファイルには
mode,path,1
のように設定を書きます。

mode(モード)はumdmenu(ISO向け)、game(Hombrew向け)、pops(PSOne向け)の3種類です。path(パス)はプラグインの配置されている絶対パスです。最後の数字は1(有効)または0(無効)です。

『UNO』は残念ながらストアから削除されてしまっているので現時点で持っていない方は6.60 TNもARKも利用することができませんのでご注意ください。

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