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Virtuous Flame氏によるPSVita 2.02向け “eCFW Ark”

/talkフォーラムで、Virtuous Flame氏がPS Vitaシステムソフトウェア バージョン2.02向けのCEF (eCFW) Arkを開発中であることを伝えていました。

Frostegater氏がPS VitaのPSPエミュレータに存在する未公開のカーネルexploitを利用したCEF(eCFW) 6.60 TNを近く公開することになっていますが、それとは全く別でTotal_Noob氏の6.60 TNではないCEF(eCFW)をVirtuous Flame氏が開発していたことになります。もちろんカーネルexploitも別だそうですので現時点で2つのカーネルexploitが見つかっていたことになります。

Frostegater氏のexploit同様2.02での動作が可能なものであり、なおかつTNではなくArkという名称からも分かる通り6.60 TNを移植したものではないというのもポイントです。

Arkの機能としては

となっています。

トリガーに利用しているゲームのexploitは「データを読み込むと即ISOローダーメニューが起動」するそうですので便利なexploitです。

そのメニューは白黒にテキストのみのシンプルなものです。ゲームプレイ中にL+R+下+STARTでメニューに戻れます。

gpsp Kai、NesterJ0.3cn、SNKF、PicoDriveといった各種エミュレータはテストの結果良好に動作するそうです。

またバックアップ起動の互換性については6.60 TN-Cと「ほぼ同等」とのことですが、『シャイニング・ブレード』のように6.60 TNでは起動しないがArkでは起動するといった例も挙げられており一長一短かもしれません。CEF(eCFW)はすぐ対策されてしまうという性質上、古いファームウェアを使い続けているユーザーでない限り好きな方を選択できる環境が提供されることはありませんのでそこは残念ですが仕方がありません。

ただ、残念なことに利用しているゲームのタイトルを公表する予定は現時点ではありません。これはFrostegater氏のexploitゲームタイトル公表が既に控えているためですが、Frostegater氏のexploitが対策されたら公開されるのかについては言及されていませんので不明です。

とはいうものの、年内と言われているFrostegater氏のタイトル公表のタイミングでこういった情報が公開されることに「リークではないか」と疑念を抱く方もいるでしょう。

最近Vitaシーンで活躍するAcid_Snake氏もその一人ですが、Virtuous Flame氏に確認したところリークではなかったことが分かりました。元々この話は中国のサイトで公表されたものですか、Virtuous Flame氏はインタビューを受けて自分でArkの話をしたそうです。ただし、本人に直接コンタクトを取ったAcid_Snake氏によるとやはり公開については期待しない方が良さそうです。

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