3K3yチームが、PS3の光学ドライブエミュレータ3K3yの公式サイトを公開し、3K3yの詳細情報を掲載していました。
PS3のブルーレイドライブをエミュレートする光学ドライブエミュレータ”3K3y”が年末発売に向けて開発中であることが明らかになり、詳細については開発を担当している3K3yチームが追って公開することになっていました。現在の公式サイトでは3K3yの公式情報が掲載されています。
3K3yを動作させている様子を撮影したビデオの最後で”12-12-12″、つまり2012年12月12日発売が予告されています。
httpv://www.youtube.com/watch?v=D3ENGkZYy18
3K3yの機能は以下です。
- ・Play your PS3,/PS2/PSXゲームをUSBメディアから起動
・動作にカスタムファームウェア不要 – PSN接続のために最新ファームウェアへアップデートすることが可能
・ゲームのリッピング機能
・ユーザーフレンドリーで直感的に操作可能なインターフェイス
・半田付け不要
・各種言語サポート
・Fat/Slim両モデルに対応
・NTFS/EXT2/3/4/Mac OS 拡張含む殆どのファイルシステムをサポート
・ハイスピードUSB2.0対応インターフェイス
・付属のmicroSDカードから起動するパワフルな組み込みLinuxシステム
・USBメディアからアップデート可能なLinuxファームウェア
・システム内のビルトインJtagプログラミングによりUSBメディアからアップデート可能なFPGA
・リカバリーモード搭載 – カスタムファームウェアやゲームパッチがなくても通常通りPS3のアップデータでリカバリーが可能
・パススルーモード搭載
パススルーというのが良く分かりませんが…
残念ながら現時点ではドライブキー入手のためにPS3のファームウェアは3.55である必要があります。キーさえ入手してしまえば最新ファームウェアへアップデートしてしまっても構いません。PS3のファームウェアが4.xでもハードウェア的にキーを入手できる方法を3K3yチームが現在開発中です。
3K3yをどのようにインストールするのかが最も気になるところですが、3K3yは純正ブルーレイドライブとマザーボードの間になるようです。必然的にPS3の分解が伴いますので保証はなくなります。
インストールが完了し設定も完了すると、オリジナルPS3ディスクをUSBメディアにバックアップを作成できるようになりますが、バックアップはオリジナルディスクがなくてもUSBメディアから起動できるようになります。
このご時世かなりグレーな製品ですので日本で公式販売店ができることはないはずです。海外からの個人輸入でないと入手はできないと思われます。