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True Blue 初期に存在した謎のディスクに使われていたBCAコード流出

PS3Crunchで、PS3のJailbreakドングル True Blueが最初に登場した際スペシャルブルーレイディスクを使用しないとバックアップ起動ができないと言われていた際に使われていたディスクのBCAコードが流出したことを伝えていました。

True Blue発売当初、公式販売店でしか買えないというスペシャルブルーレイディスクを使わないとバックアップ起動できない状態でしたが、後にファームウェア側でクローン対策を行いそのスペシャルディスクは不要になってしまいました。

今回流出したのはその時にディスクに使われていた”BCAコード”というものです。

BCAコードはNew スーパーマリオブラザーズ WiiでもMODチップによるバックアップディスク起動対策として使われていたものです。

市販のディスクには”BCA”(Burst Cutting Area)と呼ばれる部分があります。これは著作権保護のために固有情報を記録しているバーコード状のパターンのことで、情報ビットとしては非常に小さいため、それに対応できる書き込みデバイスがないとディスクの正確な場所にBCA情報を焼き込むことは不可能です。

その情報を公開したのは’OxweB’を名乗る人物です。BCAコードさえ分かれば普通のブルーレイドライブでバックアップディスクが作成可能です。

OxweB氏とTrue Blueチームがどのような関係なのかは分かりませんが、いずれにせよBCAコードが明らかになったから何かが変わるかと言えばそんなことは何もなく、使い道はありません。PS3のJailbreakの歴史の1ページを語る上での豆知識が増える程度です。

なお、流出したBCAコードは次のようなものです。

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