Engadget 日本版で、マイクロソフトが“Surface”タブレットを発表したことを伝えていました。ARMベースのWindows RT版と、インテルCoreプロセッサのWindows 8 Pro版が用意される、Windows 8専用に開発されたタブレット製品です。ところがその数日前にゲームなどのニュースを伝えるサイトShifted2Uで、Xbox Surfaceというマイクロソフトの新型ダブレットデバイスのスペックリストが流出したことを伝えていました。実在するSurfaceにXboxの文字、これは何を意味するのでしょうか。
今回発表されたSurfaceは、画面カバーがフルキーボードとしても機能する、タブレットでありながらノートPCのようにも使える製品になっています。
httpv://www.youtube.com/watch?v=dpzu3HM2CIo
ここのところマイクロソフトのゲーム機関連には新型機の噂が絶えません。タブレットゲーム機の噂の真相が今回のSurfaceだったりするならば良くありがちな話だったね、で終わりそうではありますが、Xbox 720について書かれたマイクロソフトの極秘資料の流出に続き、今度はそのSurfaceの名を冠したXbox専用タブレットデバイスが存在することを臭わせる書類が流出したようです。
スペックは
- それぞれ256KBのL2キャッシュと2.6MBのFLR-L3キャッシュを持つ6コアのIBM POWER7 SCM 3.1GHz
16MB PSRAM
5GB DDR2 RAM
カスタム28nm AMD GPU
フルDirect3D 11サポート
250GB 2.5″ SCSI 10000rmp ディスクドライブ (今更SCSIって…?)
4つのUSB3.0ポート搭載 USBドライブでストレージ拡張可能
SDXCにも対応するSDカードスロット搭載
4台のワイヤレスゲームコントローラーサポート
ワイヤレスゲームコントローラー1台にヘッドフォンポート1つサポート
HDMI/コンポーネントビデオ出力
ビデオ出力フォーマット 最大1440p
Dolby TrueHD/ DTS 5.1/ Dolby Digital 5.1サポート
と書かれています。公開されているSurfaceそのもののスペックではないことは分かります。
今日マイクロソフトが発表したSurfaceはWindows 8タブレットでありゲームはWindows Storeからダウンロードできると公式サイトには記載があるものの、基本的にはタブレットPCです。Xbox Surfaceはサポートするコントローラーの数まで書かれていることからゲームに特化した、マイクロソフトのラインナップにはない携帯ゲーム機としての存在を期待されているのかもしれませんし、単にソニーのPlayStation Mobile(旧PlayStation Suite)に当てはまる幅広いコンシューマー向けのラインナップなのかも知れません。ディスクドライブにレガシーインターフェイスであるSCSIの文字が書いてあるところが微妙に嘘くさい感はありますが、果たしてマイクロソフトのタブレットゲーム機は実在するのでしょうか。