Kotakuが、ニンテンドーオブアメリカ社長Reggie Fils-Aime氏への単独インタビュー記事を掲載していました。
E3が終わり、目玉であったニンテンドーWii Uについては多くの新情報が発表されましたが、まだまだ細かい情報は不明な部分が多いのも事実です。KotakuがReggie Fils-Aime氏に行ったインタビューの中でも新情報がいくつか出てきていたのでご紹介します。
- バッテリー持続時間について
Wii U GamePadのバッテリー持続時間は3-5時間だが、充電しながらプレイ可能。E3で紹介したプロトタイプはコントローラーの上部に電源入力があったが製品版は使い勝手を考えてスクリーンの下部へ移し、プレイ中邪魔にならないように変更する。
また、任天堂という会社はバッテリー持続時間のような数値提示をする場合には非常に保守的になるため、実際にはWii U GamePadのバッテリーはゲームプレイには支障はない。
Off-TV Play
Off-TV Playとは、テレビモニターを使わずにWii GamePadの画面でゲームをプレイすること。すべてのゲームでその機能を使うことは可能だが、使うかどうかは開発者の判断に委ねられている。
データ保存ストレージ
Wii Uには大容量内蔵ストレージがないが、USBポートを利用してHDDを追加することにかんしての制限は特にない。しかし、追加ダウンロードコンテンツ保存をしてのゲームプレイが可能かどうかについては現時点では不明。
Wii Uと3DSの接続
新スマッシュブラザーズで検討はしている
タッチパネル
Wii U GamePadはマルチタッチ非対応。その理由はコントローラーは手で持って操作するものであるためで、シングルタッチが適切と判断した。常に片手でコントローラーを持った状態でまず親指で画面をタッチし、そのあと人差し指でタッチすることを想定している。コストの問題もあるがマルチタッチは不便。
中古ゲーム
特に何もない。普通に動作する。
Wii Uのカラー
E3ではブラックとホワイトを見せたが、発売に関しては何も発表していない。ブラックとホワイトがラインナップされるかどうか不明。
現時点で不明な事項としてKotakuでは以下を挙げています。
・バーチャルコンソールはGamePadだけで動作するのかどうか
・Wii Uの発売価格
・Wii Uの発売時のゲームラインナップ
一番がっかりなのは、タッチパネルがマルチタッチ非対応ということでしょうか。画面をマウスでクリックすることと同じことしかWii U GamePadのスクリーンではできないということであり、ピンチイン/ピンチアウトのような拡大縮小操作は不可能です。