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PlayStation Vitaのハッキングは開発機を手に入れて解析するのが近道 開発機を寄付で手に入れるプロジェクト始動

SKFU’s Blogで、SKFU氏がPlayStation Vitaのハッキングのための調査にあたり寄付を募り開発機を入手するプロジェクトを立ち上げると発表していました。

PS3シーンでは、開発キットやテスト機がシーンの開発者に出回るようになってから大きく進歩を始めました。PS Vitaシーンではそういった開発キットなどはまだ出回っていません。

現時点でのPS VitaハッキングシーンはPSPエミュレーターのセーブデータexploitを利用するのみでVita自身に関しては全く進展がありません。そこでSKFU氏は寄付による基金を立ち上げると発表していました。その基金の目的はPS Vitaの開発キット入手のです。

PS Vitaの開発キットが手に入れて、PS3の開発キットが出回ったことにより進歩した2008年時の再現を目論んでいます。

開発キットを手に入れることができれば

が実現できるようになります。

確かにVitaの調査を加速させるには開発キット入手が最も効果的です。もちろんvitaの開発キットを手に入れても信頼の置ける開発者とのみそれをシェアし、コミュニティのために活用するとSKFU氏は話しています。

Vitaの開発キットにはライセンスは3ヶ月間ライセンスを更新しないと動作しないようになっているようですが、それを回避する方法がもう分かっているようで、逆にできないようなら寄付はお願いしないとまで言っています。

SKFU氏がブログでPS Vitaらしきデバイスの写真を公開しています。よく見ると(クリックで拡大します)普通のPS Vitaではないのは下側に市販機にはついていないコネクターが並んでいることからも分かります。このことからSKFU氏は開発キットの写真を撮影できる立場に既に置かれていることになります。あるいは既に入手しているのか…

つまり、何らかの手段でVitaの開発キットを入手するための費用を寄付で募ろうという算段をしているということになります。もし仮に既に入手済みだとすると、寄付により投資を回収することを狙っているのかもしれません。

法的な問題が起こることを避けるために、寄付などでサポートしてくれた場合に名前は明かさない配慮はするようですが、シーンの強力が得られればPS Vitaシーンは大きく前進するだろうとしています。

必要な目標金額について、具体的に下記を挙げています。

率直に言って、ハッキングするにしてもその方法は違うのではないかとは思います。みなさんはどう思いますか?

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