PSP Genesis Competitionの主催者だったNPT氏が、Recovery FlasherでPSP最新ファームウェアである6.60への対応などのアップデートを作者であるHellcat氏に求める署名活動を開始していました。
PSP KingフォーラムでNPT氏が署名を集めていることが話題になっていました。直接NPT氏から話を聞いたわけではありませんが、署名と言ってもインターネット上で名前とメールアドレスを登録するだけです。気軽に署名に参加できそうなので紹介します。
Hellcat氏のRecovery FlasherはセミbrickしたPSPを復旧させたりファームウェアを書き換えてCFWインストールやダウングレードなどができるユーティリティで、PSPが起動しさえすればXMBから直接起動できる便利なツールです。パンドラバッテリーを使わずに同様のことができますが、XMBから起動させるため完全にbrickしたPSPでは使用することができません。
でお伝えした通り最新バージョンは一年数ヶ月前に公開された1.65で、PSPのファームウェア6.35からのダウングレードまでは対応していますがそれ以降アップデートされていませんのでここの所長く主流となっている6.60にはダウングレードもCFW 6.60への書き換えにも対応していません。
- 参考:exophaseフォーラム:
[RELEASE] Recovery Flasher (Latest Update: v1.65)
- 6.20TN HENに対応
6.20 HEN/6.35 HENチェック機構追加
6.20TNのflash0保護機能有効化
PSP-4000(?)とPSP goのモデル検出対応
6.00/6.10/6.20のクリーンインストール(ダウングレード)対応
NPT氏がHellcat氏へ求めたいのはPSPのファームウェア6.60への対応です。6.60MEのインストールや6.60でのNANDダンプや書き換えが主な機能になると思われます。ダウングレードは…需要ないですよね。また、6.60でのNANDダンプができますのでいざと言う時に保存しておいたNANDダンプを書き戻して復旧ということもできるようになります。
今はEBOOT.PBPに署名が可能ですので公式ファームウェアから直接Recovery Flasherを起動させ、カーネルexploitを利用して任意のファームウェアをインストールしたりといったこともできるようになります。
署名は以下から可能です。
SIGN PETITION(署名する)のボタンを押すと署名ページに飛びますので、Facebookにサインインして署名するか、新たに名前とメールアドレス(コメントは任意)を書いて”Sign now”ボタンを押せば完了です。署名ですので実名が原則ですが、署名簿に実名を載せたくない方は
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のところのチェックボックスを外してください。