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VHBLで利用しているゲーム名 3月2日に公開

wololo氏がブログで公表したので私も遠慮なく書きます。VHBLのゲーム名は何故なかなか公開されなかったのか、それは全世界同時公開を狙っていたからです。

wololo氏のブログの翻訳を期待していた方はごめんなさい。この記事は翻訳ではありません。

teck4氏のexploitはもともとVitaの存在に関係なくPSPのexploitとして存在していたものです。teck4氏が作ったHello Worldが元からPS Vitaに適した方法で組み込まれていたため大幅に修正することなくVitaで動作確認できたことから世界初のVitaでのHello Worldとして知られたことに端を発して今日に至ります。

当初からPSN版とUMD版が存在することも海外版のPSN版とUMD版が存在することも分かっていました。しかし実はそこにちょっとした落とし穴があったのです。

最近は全世界同時HBLリリースをしてなるべく多くのユーザーがHomebrewを楽しめるようにと、本家からの公開は同じゲームの同じexploitを全リージョンで利用する流れになっていました。その流れにも世界初のVita exploitが合致していたことからteck4氏にexploitを提供してもらうことになりました。

が、その予定に狂いが生じたのはwololo氏からのメールで発覚しました。

「US版のPSN版がストアに存在しない。」

信頼できる人達には実は情報が公開され、動作確認を頼んでいたのですが、US版はとある人物が確認してくれることになっていました。名前を聞いたら誰もが知っている人物です。

結果的には未だにUSストアにはラインナップされていません。US版だけPSN版が存在しない理由について、wololo氏はマーケティング上の戦略か法的な問題があったのではないかとしています。

先ほど初めて私はUS版の情報を調べてみました。するとUS版のゲームは公式サイトで”UMD Only”になっていました。そもそもPSN版は存在していなかったことになります。

EU版はラインナップされているので少なくともVHBLに利用されることを回避するためにUS版がラインナップされていないということはまずないでしょう。

また、北米のPSNは3月1日までメンテナンスされているそうです。メンテナンスが明けたらUSのストアに追加されるのではないかと期待するのは当然です。結局今に至るまでゲーム名を公開しなかった理由はVHBL全世界同時リリースを目標としていたがUS版の環境が整わず今日まで来てしまった事に他なりません。

wololo氏は、もしUS版がメンテナンス明けで追加されなかったとしても、日本ではかれこれ間もなく3ヶ月待たされたことになるため公開に踏み切ることにしました。そのため北米のユーザーは欧州または日本、香港でのアカウントをとった上でEU/HK/JP版を買って欲しいとコメントしています。更に、EU版の場合には20ユーロの、UK版の場合は20ポンドのPSNカードで購入することは可能だと発表しました。

ということは、2,000円あれば買えるんだねと思うのは早計です。

UMD Passportが海外で展開されない理由で書いたとおり、日本版ははるかに高いのです。

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