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ついにCMAもMac対応へ PlayStation Vita v1.60の詳細が明らかに

SCEJが、2012年2月8日よりPlayStation Vitaのシステムソフトウェア バージョン1.60の提供を開始すると発表していました。

現状の1.52から1.60へのアップデートですのでプチメジャーアップデートに近い内容です。
更新される内容は以下となっています。

・「マップ」のアプリケーションを追加
・「フォト」アプリケーションで動画撮影に対応
・コンテンツ管理アシスタント for PlayStation®のMac OS版リリース
・PS Vitaの電源が入っているときにPSボタンが青色に点灯するようになります

■嬉しいナビ機能


一応経路検索はできるようです。「徒歩・車での経路検索も可能」となっていますが公開されているスクリーンショットを見る限り徒歩ナビ程度には使えるかもしれませんが、カーナビとして実用性があるようには思えません。交通情報の取得にも対応しているため渋滞情報を考慮したルート検索などもしてくれると嬉しいですね。
OS標準の機能としてのおまけ機能ですのでナビ代わりに使えるレベルかどうかは使ってみないと分かりません。そのうち発売されるであろうカーナビアプリを売るためには高機能だと困るはずですので簡易ナビだと思えば良いでしょう。

公式サイトには書いていませんが、現在地表示や交通情報の取得とあることからGPSや3G接続のないPS VitaのWi-Fiモデルでは宝の持ち腐れではないでしょうか。せめて注釈くらいあっても良さそうですが、Wi-Fiモデルで起動したとたん「GPSの接続を確認してください」とか出たりして。それともWi-Fiで位置取得でしのぐのでしょうか。

■フォトでの動画撮影も


カメラ起動中に静止画、動画撮影の切り替えができるという、今のスマートフォンであれば当たり前に付いている機能です。
スクリーンショットからもスペック表からも分かる通り、動画の解像度は640×480(VGA)でちょっと物足りません。ゲーム機には高画素カメラは不要と言うのがソニーの考え方です。HD動画撮れるとすると大容量の専用メモリーカードを買っておくべきだったとなるのは目に見えていますけど。

■CMA(コンテンツ管理アシスタント)がついにMac対応へ
Windows版だけだったコンテンツ管理アシスタント for PlayStationがついにMacに対応します。個人的にはこれが一番嬉しいです。
ただし、「Mac OS版」という表記だけでその他の条件が不明です。まさかMacOS9対応などということはないとしても、対応するOSXのバージョンがLeopard以降なのかSnow Leopard以降なのかによって、いまだにLeopard使っている私には天国と地獄の分かれ道になります。今回はないと思いますが仮にLion以降になるとCoreDuoな私はMacを買い替えなければならなくなります。

■PSボタン動作の変更
いままでは
電源投入時に青色に一瞬点灯
電源が切れる寸前に青色に見短く点滅
スタンバイモードに入る時はなにもせず
のPSボタンは知らない間に点いては消える動作で余程苦情だらけだったのでしょう。

電源を入れる・スタンバイから復帰すると、PSボタンが青色に点灯するようになり、スタンバイモードに移行する際には、PSボタンが青色に短く点滅するそうです。

電源が入っている間は青色に点灯し続けるということでしょうか。感覚的にはPSPの電源インジケーターと同じ動きをするようになるのだと理解しています。違うかな?
多少消費電力に影響が出そうですが、ソフトウェア的に動作を決められるようなので問題があればまた変更するのも可能なはずです。

久しぶりに
「システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました。」
と書かれていないファームウェアアップデートの更新内容を見た気がします。

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