Developで、任天堂が今年発売するWii UはXbox 360よりも2倍パワフルだと関係者が明らかにしたことを伝えていました。
Wii Uタイトルを現在開発しているあるスタジオに所属する人物が匿名を条件に情報を語った内容は、Wii UはマイクロソフトのXbox 360に対してプロセッサーおよびグラフィックのポテンシャルがおよそ2倍だという内容でした。
2005年に発売されたゲーム機の2倍という数字には全くインパクトがありませんが、実際いくつかのスタジオでは期待値以下だ受け取られているようです。
その関係者によると、
「プロジェクトデザイナーが任天堂がアナウンスした内容では力不足だとの不満を持っていると聞いています。結果的に計画をスケールダウンせざるを得ません。」
と、やはり”2倍では力不足”との認識のようです。
今までもWii UはXbox 360と比較して同じくらいだ、5割増しだといろんな噂がありましたが、対応タイトル開発も進んでいると思われることから今の認識が最も正確ではないかとの考えるのが普通です。
一方で昨日お伝えしたXbox 720 GPUはXbox 360より6倍パワフルでWii Uの2割増という情報もあります。
これはGPUの話ではありますが、仮にプロセッサーも似たようなものだと仮定して計算してみます。
Xbox 360のパワーをx、Wii Uのパワーをwとし、Wii Uの本当のパワーがXbox比でどのくらいかを計算すると
6x = 1.2w
w = 5x
となり、Wii UはXbox 360の5倍のパワーだということになります。
2倍と5倍、どちらがより現実に近いのかはっきりした証拠はありませんが、少なくともWii UはXbox 360の2倍、つまり2005年の技術の2倍はとてもいい線行っているとは思えません。