Virtuous Flame氏が、PlayStation VitaでのPSPセーブデータ引き継ぎなどに利用させられる「コンテンツ管理アシスタント for PlayStation」使用の際本体アップデートを要求される仕組みを回避するためのユーティリティopenCMAをリリースしていました。
PSPのセーブデータをPS Vitaに移したいだけでインターネット接続とVita本体のアップデートを要求されるのが今のPS Vitaの仕組みです。これを回避するための仕組みを早速Virtuous Flame氏が開発しました。google翻訳で一旦英語にしてから翻訳してみました。毎回のことですが原文の中国語が全く読めないのでgoogleの誤訳がそのまま反映されています。
openCMA:CMA必須のアップデートプログラムを削除
殆どの人はPSVitaのCMA(Content Management Assistant:コンテンツ管理アシスタント)で頻繁に動作拒否されていると思います。以下のような内容です:
インターネットに接続されていない
最新のシステムソフトウェアに更新されていないソニーとしてはハッキングを防ぐためにそのような措置を取っているのです。ハッカーが何らかのPS Vitaツールを公開することをあらかじめ考えているようです。そのためアップデートを受け入れないとCMAからコンテンツにアクセスできないようPS Vitaを作り込んでいます。
openCMAで、この問題を解決できます。
インストール方法:
1) CMAが起動していたら、一旦終了させてください。
2) CMAをインストールしたディレクトリに全ファイルを解凍してください。
3) run.batを実行してください。(Windows7ユーザーは管理者権限が必要です)
4) CMAを実行してください。psp2-updatelist.xmlファイルを偽装しています。実際にアップデートする必要に迫られたらこのファイルを別のファイル名に一旦変更し、インターネットにつないでアップデートしてください。最新のpsp2-updatelist.xmlを下記リンクからダウンロードしてCMAのあるディレクトリにコピーしても良いでしょう。
http://fjp01.psp2.update.playstation.net/update/psp2/list/jp/psp2-updatelist.xml
CMA起動後はネットワーク接続と更新の有無をチェックしなくなります。
興味がある方はpsp2-updatelist.xmlの内容を変更してみてください。バージョンナンバーを変更して再起動するとPS Vitaを高バージョン状態にすることができます。
現在はWindows7のbatファイルを修正したopenCMA r2がリリースされています。
コンテンツ管理アシスタントでは、例えばセーブデータフォルダをPSPからPS Vitaへ移すにせよ、単純にSAVEDATA/ABDCXXXXというフォルダだけをコピーするのではなく、そのフォルダの中身もきちんとチェックした上でコピーしています。現在はそのチェックに引っかからずにコピーできるファイルが存在していますが、インターネット接続を要求されている以上そのコピーがある日突然できなくなる可能性もあります。
openCMAでその問題も回避でき続けると良いのですが、コンテンツ管理アシスタント自体に暗号化されたチェックルーチンを設けられ、インターネット経由でソニーのサーバーと通信してワンタイム復号キーなんかを入手してチェックルーチン起動などという仕組みを作られたらもう目も当てられません。そんなもの作れるのかどうか知りませんが。