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鉄壁のPS Vitaセキュリティ まずはAESキー変更から

SKFU’s Blogで、SKFU氏がPlayStation VitaのAESキーが変わったことを伝えていました。

SKFU氏はPlatStation Vitaの(多分)開発者向けのPS Vitaファームウェアを入手して開発したと思われるファームウェアを展開するためのユーティリティPS VITA Firmware xTractorやpkgファイルを復号/展開するためのユーティリティPS VITA .pkg xTractorを公開していましたが、ファームウェアは暗号化されておらず、pkgはAES key(暗号化キー)が分かっていたからこそ復号化できていました。

今日発売のPS Vitaですが、SKFU氏がツイッターアプリケーションを展開してみようとした所、残念なことにpkgファイルを暗号化/復号化するためのAESキーが変わってしまっていたそうです。

いままでSKFU氏がテスト用に使っていたpkgファイルはもともと古いものだったため、AESキーがアップデートされる可能性は当然あったようです。

ようやく発売されたPS Vitaで何らかの進展が期待され始めるところでした。少し残念なスタートになってしまいましたがSKFU氏は「心機一転チャレンジのしがいはある」と感じているようです。

SCEはPS Vita発売日の今日早速PlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン1.50 アップデートを公開しています。ファームウェアはPS3やPSPのようにPCへ直接ダウンロードできるようにはなっておらず、コンテンツ管理アシスタント(Windows専用でMacユーザーは非対象)経由またはPS VitaのWi-Fi経由で、その他PS3経由やPS Vitaカードに入っているアップデータによる更新とユーザーが簡単にアップデータを解析できる環境提供すら拒否しているようですので「チャレンジ」がどこまでできそうなのかの想像もつきません。

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