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プライドを捨ててXboxにブルーレイを ジャーナリスト語る

IndustryGamersで、ゲームジャーナリストのChris Morris氏が年明けにも公開されるかもしれないと言われているXbox 360の後継機’Xbox 720’について大手を振ってブルーレイを採用すべきだとの意見を述べたことを伝えていました。

Xbox 720については現時点で多数の情報が流れており、過去の新型ゲーム機登場前同様急に情報が流れ出したりしていますので、新型Xbox登場は遠い先の話ではないのは予想に難くありません。

かつてマイクロソフトはDVDの次世代規格としてHD-DVDを推し進めてきましたが、最終的にはソニーなどが推すブルーレイに敗れ、現在では大容量光学メディアといえばブルーレイに一本化されています。

Xbox 360にもHD-DVDプレーヤーがオプションで用意されていたことはありますが、ブルーレイが一般化したからと言ってブルーレイドライブをXbox 360で使えるようにするオプションを開発したり、本体内蔵ドライブをブルーレイにしたモデルを用意したりする気配すら感じられません。

それでもメディアの大容量化を目論み2層DVDを大容量化する特殊フォーマットを開発したりしていることから、大容量光学メディアの必要性を認識しているのは間違いありません。

Chris Morris氏は「より容量の大きなゲームを収めるためにはDVDドライブでは時代遅れだ。次世代でDVDに頼るのは不可能」と語り、プライドを捨ててブルーレイを採用するべきだとの考えを明らかにしました。

マイクロソフトは涙ぐましい圧縮技術開発でより大容量のデータをDVDに保存することができるようになっていますが、それでもブルーレイなら一枚のディスクに入るものを数枚のDVDに分割しなければならないなどの手間を強いられています。現在のブルーレイは映画のHD映像を収めるためのスタンダードメディアであり、それはゲームコンテンツにも当てはまります。わざわざDVDに圧縮して分割しなければならないことは不必要な手間の強要以外何物でもありません。

次世代メディアフォーマット戦争は既に終結して歴史上の一ページと化しています。マイクロソフトはプライドを捨てて過去の敗北を恥じることなく大手を振って次世代ゲーム機でブルーレイ採用すべきというChris Morris氏の意見は決して一個人の特殊な意見ではないはずです。

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