AV Watchで、PS Vitaの開発チームであるSCEのSVP 兼 第2事業部長の松本 吉生氏と第2事業部 ソフト開発部部長の島田宗毅氏と商品企画部 企画2課チーフ 兼 企画4課チーフ マネージャーの若井宏美氏へのPS Vitaの最終情報についてのインタビュー記事を掲載していました。
日本語の記事ですので直接読んだ方が面白いと思いますが、個人的に気になった点は以下です。
- ・PS Vitaは出荷段階ではFlashに対応しないが、Flashについては現在アドビとは交渉を継続中
・現在720pまでの映像に対応で1080pには対応していないが、今後の改良によって機能が向上する可能性はある
・XMBとtorneは、解像度の高い状態でのリモートプレイに対応するが、ゲームに関しては、PSPと同じ解像度のまま
・メディアプレーヤーで音楽を再生した状態で、PSボタンを押しライブエリアを切り替えてゲームに戻ると、再生中の音楽を流したまま、ゲームへと切り替えることができる
・一部海外メディアで「アップデートにより、すべてのPS3タイトルがVitaでのリモートプレイに対応し、プレイが可能になる」とされたが、PS3用ゲームの側で対応したものだけであり海外メディアの情報は誤報である
・4コアのLSIでゲームは3コア、OSは1コアを占有
・Vitaの発売当初は、Webブラウザとゲームの動作は排他処理になる
・PSPのエミュレーションには、ソフトウエアだけでなくハードも利用する複合タイプ
・PSOneはシステムアップデートで対応できる予定
・ツイッタークライアントのようなアプリの開発環境は提供せず、SCEが直接提供する
・デベロッパープログラムで開発したアプリはSCEを当方でチェックはしているが、一般公開時にどのレベルまでオープンにするかはまだ未定だが、AndroidやiOS同様のビジネスモデルも可能かもしれない
・3GではSkype不可
・リモートプレイは4Gでは不可
・3GモデルのAPN設定については変更することも可能
・専用メモリーカードはセキュリティを担保することが狙いのひとつ
・内蔵ストレージの採用により販売バリエーションを増やさなければならないため採用しなかった
・PSVitaはマスストレージにならないし、専用メモリーカード用のアダプタは用意されない
・PCとPS3に、専用のUSBケーブルで接続する点は変わらないのだが、別途専用ユーティリティ(コンテンツマネジメントアシスタント:Windows用のみだがMac版も予定あり)を使い、Vitaとの転送を行なう