JailbreakSceneで、DAE.bin対策をしたXbox 360のDVDドライブカスタムファームウェアiXtreme LT+ v3.0は12月6日にダッシュボードアップデートが公開された後にリリースされることを伝えていました。
iXtreme LT+ v3.0を開発するC4Eva氏によると、ダッシュボードアップデートの正式版が公開後、iXtreme LT+ v3.0に変更が必要ないことを確認してから公開に踏み切りたいとの意向のようです。
iXtreme LT+ v3.0でバックアップディスクを起動させる場合にはまず新たにリリースされるXbox Backup Creatorでオリジナルディスクを解析してディスクトポロジーデータというデータを入手しなければなりません。そのため必ずオリジナルディスクが必要になります。AP2.5/dae.binのデータを置き換えて正しくアンサーを返すようにするためです。
ディスクトポロジーデータはタイトル毎に固有のデータとなっており,異なるタイトルで同じトポロジーデータになっているとバックアップディスクであることを検出されてしまう恐れがあります。
このリスクは、これも新たにリリース予定のabgx360を使用してバックアップに正しいトポロジーデータが含まれているかどうか調べることで低減させることができます。
つまり、バックアップ自体のレイアウトは変わりませんが、abgx360でトポロジーデータをインサートするかXbox Backup Creatorでダンプし直す必要があるということのようです。
また、C4Eva氏によると古いAP2.5のリプレイデータがあるXGD2とXGD3のバックアップはiXtreme LT+ v3.0と互換性がないため、パッチをするかダンプし直して焼き直さないと使えないようです。ただしそれはAP2.5に限った話でAP2.5非対応タイトルについては特に変更がないため焼き直しは必要ありません。